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2019年11月 福井テレビ番組審議会

審議内容

議題  

日本ポーランド国交樹立100周年・敦賀港開港120周年
福井テレビ開局50周年記念番組

令和に伝えたい 100年前のニッポン人
~証言・ポーランド孤児救出~

 

審議概要

・あまり知られていない話で埋もれた歴史に光を当てたことは良かった。
・敦賀市出身の外交官が高校生の時上陸してくる孤児らを見たという話と、外交官になってポーランドで孤児に再会した話なども盛り込んだら、もう少し敦賀に密着した話になったと思う。
・ナレーターの岩佐さんの語り口が落ち着いていて押しつけがましくなく、最後までいろいろと考えながら聞くことができた。
・平和を維持していくことが大切だということを感じさせられた番組だった。
・関係者の資料を丁寧によく集められたなと思った。
・2回観たが、年代と各国の流れがよく分からないのでフリップで説明があると、日本の状況が分かり易かったかなと感じた。
・ウラジオストックでの孤児たちの悲惨な状況がよく分かったし、受け入れ後の日本での様子も丁寧に情報を集めて伝えていた。
・数少ない資料の中で、これだけの作品を作り上げたことに感銘している。
・何故ポーランド孤児が生まれたのかという背景も順序よく踏まえていて、分かり易かった。
・ぜひ子ども達にも観せるべきもので、日本人としての大事なところを改めて実感させられた。
・「人道の港」としての敦賀にいろんなドラマが生まれて多くの人が救われて今があることをもっと発信しないといけないなと感じた。
・良いタイミングで命の大切さを訴える番組が放送されたと思った。
・福井だけでなく、広島、長崎の原爆投下の前後のタイミングで戦争回避のムードを盛り上げるような山があってもいいし、もっと国内にアピールすべきで、出来れば世界へという思いを持った。
・アメリカでどのような生活をしていたのかに興味があったので、もう少し紹介してもらうとありがたかった。
・当時のヨーロッパの情勢や国を分割されてソ連へ連れてこられたポーランド人の境遇、ロシア革命の前後に迫害を受けている孤児などの姿、生活の厳しさなどの背景が入っていて非常に良かった。
・これを観て初めて何故ポーランド人の孤児が発生したのか、何故、日本、アメリカを経て帰らなければならないのか、その間の諸外国はどんな対応をしたのかなどが分かるように工夫して制作されていて大変良い番組で高い評価ができる。
・一本芯が通った見応え感を感じる素晴らしいものだった。
・中味の詰まった良い番組で、福井テレビの実力が発揮された番組だった。
・ぼんやりと観ているとポーランドとの親善100年記念で作ったと見えてしまったのではないか。
・ナレーションは落ち着いた口調で説得力があって良かったが、最初に、ナレーションで簡潔に何故福井テレビがこのような番組を作ったのか、狙いは何かを示すと理解が進んだと思う。
・ポーランド孤児の受け入れが唯一航路のあった敦賀港で、町の人が総出で歓迎したというのに大きくスポットが当たっていると思っていたが、国交100周年が前面に出ているように見えたので、局の主体性が薄く映ったのではないかと残念だった。
・冒頭の部分は、私はあれで良かったと思う。
・今回のナレーターも良かったし、バックミュージックも静かで番組的には良かったと思う。
・孤児はポーランドへ帰るまでにいろんな国を通っているので、他の国はどうだったのかと思った。
・この番組を全ての日本人とポーランド国民に伝えてもらえればと思う。
・ある意味地味な題材でよくここまで作り上げたなと感動して泣ける番組だった。
・ポーランド孤児についての導入版としても興味深く観られたし、一生懸命分かるように解説して説明しようとする姿勢がひしひしと伝わってきて面白く観られたし、更なる興味が湧くような作り方で素晴らしかった。
・ナレーターや音楽は違和感がなく全体の中に馴染んでいて良かったと思う。
・何故この番組を今福井テレビが作ったのかというところはもっと分かり易く、もっと強くアピールしてもよかったなと思う。
・その足跡を辿るようになったキッカケみたいなものがあった方が観やすいと思う。
・救済組織が立ち上がってという救済委員会の辺りの説明がもう少しあるとよかったなと思う。
・二度観て二度目の方が感動したが、最初に分からなかったシーンが出てくると理解ができて涙が出てきて味わい深い番組だなと思った。
・第二弾を期待したいと思う。

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