アナウンサー

臓器移植について考える

2017年09月29日

10月は、臓器移植普及推進月間です。

 

1997年に臓器移植法が施行され、脳死下での臓器提供が可能になって、20年。

さらに2010年に改正臓器移植法が施行されて

家族の同意で提供が可能になった頃には、メディアも頻繁に「脳死」について取り上げ、提供者が現れる度にニュースになりました。

 

でも、最近は話題に上ることが少なくなっているように感じます。

そういえば、意思表示カードってどうなっているんだろう?

脳死下での臓器移植の現状は?今、どんな課題があるんだろう?

そんな疑問から、タイムリーのテーマに取り上げました。

 

県内ではこれまでに6人の方が脳死となり、

全国の26人の移植を待つ患者さんに臓器を提供していらっしゃいます。

今回は、その中のお一人、

亡き妻がドナー(臓器提供者)となった、福井県内の男性にご出演頂き、

思いをお聞きしています。

 

また、ドナー家族のサポートなどをする臓器移植コーディネーターや、

医療者の話もお聞きし、課題を提起し解決のための糸口を探っています。

 

臓器移植を考えることは、命を考えること。

そして「どう生きるか」を考えることだと思いました。

 

2回シリーズで放送します。

是非、御家族でご覧ください。

 

 

タイムリーふくい『臓器移植…命を考える(1)』

放送/10月1日(日)午前8時30分

再放送/10月2日(月)深夜1時~

 

タイムリーふくいはこちらから

月別 アーカイブ
リンク