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「歌川広重の世界」展で読み聞かせ☆

2018年08月23日

皆さんはもう行かれましたか?

福井市美術館で開催されている「歌川広重の世界」展
写真は、先日おかえりなさーいでPRをした時の様子です。
実はこの特別展に合わせて、先日、福井市美術館で、日本の昔話の読み聞かせをさせて頂いたんです。

人生2回目の「読み聞かせ」
読み聞かせって、一方的に「読む」だけでは伝わらないんです。「読む」のではなく「聞かせる」。初めての読み聞かせの際に肌で感じ、今回は子供たちのリアクションを見ながら進めようと臨みました。
会話もしながら進めていくと、最後まで前のめりになって聞いてくれた子もいたり、終わってから「とても楽しかったです」と言いにいてくれた子もいたりして、ものすごく嬉しい気持ちになりました。読み聞かせの楽しさを、来て頂いたお客さんから教えて頂きました。

 


一緒に読み聞かせの世界を作ってくださった福井市美術館の石堂館長と、河野学芸員。
お二人には「おかえりなさーい」を担当していた頃からとてもお世話になっています。面白くてお喋りが大好きでとても気さくなお二人に、久しぶりにお会いすることもできました♪

 


一緒に本を選んでくれた〝お姉さん〟と慕っている上司とも一枚☆

 

特別展では、江戸時代後期に活躍した浮世絵の巨匠・歌川広重の代表作、「東海道五十三次」の貴重な初摺り全点が並んでいます。その横に、変わり図といって、何度も摺っていくうちに木版が痛んでのちに作り直されたものも並んでいるのですが、それが、初摺りとまた違う様子になっていて、その違いを楽しむのがとても面白いんです!学芸員の河野さんによると、その変わり図を手掛けた職人が手を抜いたり、好みで付け加えたりしたそうです。人がものすごく増えていたり、富士山がなくなっていたり、なんだか笑い話みたいでとても楽しいですね♪
そして何より、初摺りの美しさ!特に、とっても美しい空や海や川の濃紺!吸い込まれそうな青でした。描かれている旅人も、なんだかセリフが聞こえてきそう。見れば見るほどその魅力に惹きつけられますよ。
「歌川広重の世界」展は9月2日まで、福井市美術館で開催しています。この機会にぜひ広重の世界に浸ってみてください。

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