今度の日曜日２４日、温め抜いてきた(！？)番組が遂にベールを脱ぎます！
日中韓三国共同制作番組「ぐるっとアジア　教えて！元気のミナモト」。
毎年年明けに、福井テレビと、友好関係を結んでいる、中国の杭州テレビ、韓国の春川ＭＢＣの３つのテレビ局が共同で番組を作っています。
今年のテーマは「養生」。各国の元気のミナモトを、日中韓の３人のアナウンサーが、お互いの国に渡り探ってきました。
今回私が訪れたのは中国杭州市。

ここは杭州随一の繁華街、河坊街。
平日でしかも恐ろしく寒かったにも関わらず、大勢の観光客や地元の人たちで賑わってきました。
ここで訪れたのが

創業1649年の老舗病院、方回春堂。
症状に合わせてお茶をブレンドしてくれるということで、連日5000人以上の人が訪れるんだとか。
種類がありすぎてよくわかりませんでしたが、美人になるお茶を頂きました。
そのうち美人になっていたら…このお茶のおかげでしょう！笑
お茶と言えば、杭州の人はよくお茶を飲むんです。
日本人もお茶は大好きですが、杭州の人は何においてもお茶。
一番有名なのは龍井茶(ろんじんちゃ)。コップの中にそのまま葉を入れて、濾さずにそのまま飲みます。
最初は葉が邪魔で飲みにくかったんですが、慣れてくると沈んだ葉と葉から出たお茶とを上手く分けて飲めるようになりました。
味はまさに緑茶！日本人のなじみ深い味です。お気に入り♪

そして、本格的なお茶屋さんにも連れて行ってもらいました。

溢れるほどのお湯をたっぷり急須に注いで、蓋を注ぎ口に擦り合わせながら何度も回して、小さなカップに注いでいくんです。
この説明じゃわかりにくいと思いますが、とにかくお茶の香りが高く、何を飲んでもとても美味しかったです。
お茶屋さんということで、一度に５～６種類のお茶を楽しめました。
これはプライベートで連れて行って頂いたんで、ＯＡではありませんが、お茶好きの私にとってはとてもいい経験になりました。
他にも杭州で元気のミナモトとして欠かせないのが薬膳料理。
杭州料理は中国八大料理の一つと言われていて、それには薬食同源という言葉が欠かせません。
食材と中薬(生薬)を組み合わせた料理を薬膳料理といい、薬食同源は日ごろからバランスのとれた食事をすることで、病気を予防し治療しようという考えのことです。
日本でいう「医食同源」の元になっている言葉です。
病院が営んでいる薬膳料理のレストランにお邪魔しました。
料理は至ってシンプル。素材を生かした味付けになっていますが、それぞれ奥深い味わいでした。
蒸したり煮たり、油を極力使わないヘルシー料理です。写真を撮る前に食べてしまったので、放送でご確認を。笑

こちらのレストラン、建物がとても素敵なんです。

分厚くて高い壁や扉が印象的でした。喧騒から引き離された静かな空間で落ち着きました。
元気なお年寄りも会ってきましたよ。

杭州で一番有名な西湖のほとりで、早朝からローラースケートをたしなむお年寄りたち。
皆さん60歳を超えているんですって！とにかく元気でパワフル！そしてフレンドリー。
雨で路面が濡れているにも関わらず、なかなかいいスピードで滑っていました。
皆さん小さい頃から滑っていたわけではなく、歳を取ってから健康のために始めたそうです。
それにしてもローラースケートって…なかなかハードル高いですよねぇ。
私も久しぶりに滑りましたが、へっぴり腰のひどいもんでした。笑
(幼稚園の頃、アイドルの「光ＧＥＮJI」が好きで、その頃はよく滑っていたんです。笑)
おじいちゃんもおばあちゃんも「ぜんぜん怖くないよ～」と笑顔全開で話してくれました。
この旅で一番印象的な出会いでした。
他にも様々な「元気のミナモト」に会ってきました。
杭州は自然豊かな街で、みんな心が穏やか。
自分達のライフワークをとても大事にしているのが印象的でした。
仲間に囲まれ、好きなことをしながら、毎日を楽しんでいる人が多いように感じました。
この他、韓国の春川ＭＢＣのチョンアナウンサーは長寿県福井で長生きの秘訣を探り、
杭州テレビの黄アナウンサーは韓国の春川の長寿村で元気な村人たちに会ってきました。
３国の元気がいっぱい詰まった日中韓三国共同制作番組「ぐるっとアジア　教えて！元気のミナモト」は、
今月２４日（日）夕方４時～放送です。
１時間半、観ていて元気になれるかも！？
私井上の真冬の体当たりリポート、どうぞご覧ください！！