福井テレビ開局50周年記念 松竹大歌舞伎

 

『白鸚、幸四郎が語る』「松竹大歌舞伎」東コース
 
日 時 2019年7月23日(火)
昼の部:13:00開演(開場12:30)/夜の部:17:30開演(開場17:00)
会 場 越前市文化センター 大ホール
越前市高瀬2丁目3-3
チケット

一般:7,200円 当日:7,700円 友の会:6,700円

(全席指定)

プレイガイド ベル、パリオ、エルパプレイガイド、武生楽市、越前市文化センター、チケットぴあ(Pコード493-406)、ローソンチケット(Lコード54323)、チケットWeb松竹(24時間受付)
お問い合わせ 越前市文化センター 0778-23-5057
 

演 目
■口上
裃姿の俳優が舞台に並び、皆様に二代目松本白鸚、十代目松本幸四郎の襲名披露のご挨拶を申し上げる華やかな一幕です。

■双蝶々曲輪日記 引窓 大坂で人気の相撲取り濡髪長五郎(白鸚)は、恩人を救う為に人を殺めてしまい、母お幸(幸雀)のもとを訪ねて来ます。わが子との久々の再会を喜ぶお幸でしたが、そこへ家主である義理の息子、与兵衛(幸四郎)が帰ってきます。皮肉なことに、父の跡を継ぎ代官に取り立てられたばかりの与兵衛の初仕事は、長五郎を捕縛することでした。しかし長五郎とお幸が実の親子であると気づいた与兵衛は、お幸の気持ちを察し、長五郎を落ち延びさせるのでした。
実子と義理の息子の間で苦しむお幸と、その気持ちを察する二人の息子、そして与兵衛の女房お早(高麗蔵)。月明かりの差し込む引窓を巧みに使いながら、お互いを気遣う人々の苦悩と情愛を描いた情緒溢れる義太夫狂言の名作です。

■色彩間苅豆
浪人の与右衛門(幸四郎)と腰元のかさね(猿之助)は、道ならぬ恋の果てに心中を約束した仲でしたが、与右衛門は土壇場で逃亡。追ってきたかさねと木下川の堤で再会します。川面に流れてきた髑髏に刺さった鎌を与右衛門が引き抜くと、美しいかさねの顔が、見るも恐ろしい形相に変化します。これは、与右衛門が行った悪事の因果。実は、与右衛門はかさねの母と密通し、義父を殺していたのです。
与右衛門は義父を殺した鎌でかさねを殺しますが、今度はその怨念が与右衛門を襲うのでした。
色模様から壮絶な殺し場に至るドラマ性に満ちた怪談舞踊を、猿之助のかさね、幸四郎の与右衛門でご覧いただきます。
 
主催/福井テレビ、(公財)越前市文化振興・施設管理事業団

協賛/京呉服平田 

後援/越前市教育委員会、越前市文化協議会、福井新聞社、FM福井、
月刊URALA、丹南ケーブルテレビ、たんなんFM79.1MHz