第126回

5月14日放送

熊八さんも夢中!コレクター心をくすぐる旅

旅人:森野熊八(料理人)

旅先:福井市・越前市今立地区・味真野地区


今回の旅人は、2回目の『い〜ざぁええDay』出演になる料理人・森野熊八さん。
まずは収集クセがあるという熊八さんを福井市の中心地・北の庄通りのショップ『デザイナーズショップ マーシャ』にご案内。
福井のデザイナーが福井の繊維で作った洋服が並ぶこの店で、アロハシャツをオーダー。実は熊八さんは大のアロハシャツ好き。前回の出演のときもそうですが、着るものは年中、アロハシャツで、およそ300着も持っているんです。生地選びから採寸まで、目が輝きっぱなしでした。

このあと南に移動。向かったのは越前市今立地区。この越前和紙の産地で訪れたのは『杉原商店』という江戸時代にはすでに栄えていたという老舗の和紙問屋さん。こちらでは伝統を守りつつも、和紙の新たな可能性を模索しようと、和紙の使い道を企画・提案しています。そのなかで熊八さんにおススメなのが和紙の帽子。実は熊八さん、アロハシャツと同じくらいの帽子好き。被られるものは、とりあえず買うというほどで、コレクションの数は100を超えるほど。帽子のほかにも和紙で出来たいろんなものを目の当たりにして目から鱗の様子でした。

そして最後に訪れたのは同じ越前市にある『タケフナイフビレッジ』。敷地内に先月できたばかりの施設『チャレンジ横丁』で、熊八さんの商売道具、包丁作りを体験しました。1,000℃もある釜で熱した鉄の棒を叩いたり砥いだりと苛酷な環境での作業に、あらためてモノづくりの厳しさを再認識していました。
アロハシャツに包丁と、出来上がりが楽しみな旅となりました。
 
【連絡先】
・デザイナーズショップ マーシャ 電話  0776-25-5800
・杉原商店 電話  0778-42-0032
・タケフナイフビレッジ 電話  0778-27-7120
 
 
第127回

5月21日放送

海好き・熊八さん 池田町で山の魅力発見の旅

旅人:森野熊八(料理人)

旅先:池田町


旅人は前回に引き続き料理人・森野熊八さん。
福井の味覚を味わいたい!と、しきりにねだる熊八さんを案内したのは緑豊かな池田町。
まずは熊八さん、水のおいしさにビックリ。池田町では条例を定めて水質保存に取り組んでいます。また多くの家庭で、上水のほかに谷川や湧き水、山の水などを家に引いてきて用途に応じて水を使い分けています。

さらに自然の恵みを実感してもらおうと山に入って山菜採り。ワラビやゼンマイが群生しているのに驚いた熊八さん。数分後にはたくさんの山菜を採ることができ、ニンマリでした。

最後は地元の水、米、山菜を使った料理を振舞っていただき、念願だった福井の味にありつくことができました。いただいたのは池田町の米を地元の水で炊いたご飯、山菜のフルコース、そして珍味好きの熊八さんのためにシカ、イノシシ、クマの肉。池田町の美味・珍味に感動した様子でした。
そんな熊八さんからお礼にと山菜をふんだんに使った料理が振舞われました。
(レシピは下記に掲載)

前回の『い〜ざぁええDay』では福井の海の幸を存分に味わった熊八さんでしたが、今回は山の魅力を再発見した旅となりました。

「福井ポークと山菜のええDay焼き」

 
材料(4人分)
・福井ポーク(ロース) …4切
・山菜(数種) …適量
・白ワイン …100〜150cc
・醤油ポン酢 …80〜120cc
・バター …20g
・塩 コショウ …適量
・小麦粉 …適量
・サラダ油 …適量
作り方
(1) 福井ポークは筋を切り、塩、コショウして小麦粉をつけておく。
(2) 山菜は、それぞれ下処理をして、食べやすい大きさに切っておく。
(3) フライパンにサラダ油を入れて加熱し、(1)の福井ポークを入れ、中火で両面に焼き色をつけ、フライパンの油を軽く拭き取り、(2)の山菜を入れてからめ、白ワインを入れ、フタをして1〜2分蒸し焼きにする。
(4) (3)の福井ポークに火が入ったら、肉だけを器に盛り、醤油ポン酢を入れ、バターを入れて、全体によくからめ、肉の上に乗せるように盛る。