第154回

3月3日放送

福井の男は頼もしい!宇梶アニキの本気トーク

人:宇梶剛士(俳優)
旅先:ミラクルエレファンツ(福井市)、民宿福島(おおい町)、内浦レッドペッパーズ


旅人は俳優の宇梶剛士さん。
芸能界のアニキ的存在として幅広い人たちから人気を得ている宇梶のアニキをご案内したのは、福井で頑張る熱い男たち!
まずは、県内初のプロ野球チーム「福井ミラクルエレファンツ」でレギュラー取りに燃える選手たちを訪ねました。高校時代、豪腕投手としてプロからも注目を集めていた宇梶さん。MAX151キロというエース候補の剛速球をみて「エレファンツの試合をみてみたい」と活躍を期待していました。

続いては福井市から西へ西へと大移動!
向かった先は、海に面したおおい町大島。こちらの民宿「福島」で名物料理「磯蒸し」をご堪能いただきました。
直径36センチ、3段重ねのセイロに若狭の魚介類をこれでもかっ!と盛り込んだ豪快な料理に宇梶アニキも「マイリマシタ」と脱帽。大好物のカニや鯛をたらふくご賞味いただきました。
しめは、魚介類のエキスがたっぷりと入った「ぞうすい」をいただきながら、民宿の顔として頑張っている若だんな福島雄一さんとガチンコトーク。数年前に亡くなった女将さんの「もてなしの心意気」に追いつこうと奮闘する若だんなの熱意に感銘を受けていました。

最後に訪れたのは福井県の最西端、高浜町。山を越えればもう舞鶴市という内浦地区で、高浜町の農業「期待の星」を訪ねました。
完全無農薬、こだわりの焼き芋を用意して待ち構えていたのは、永野和夫さん。31歳という若さで、さまざまな農業の町おこしを仕掛けている「スーパーファーマー」です。
今回宇梶アニキに楽しんでいただいたのは、永野さんが発起人となって地元のお母さんたちと立ち上げた「内浦レッドペッパーズ」のリース作り体験。リースというかわいらしい体験と、男の中の男、宇梶アニキとの組み合わせは意外にも好印象で、地元特産の農産物を使ったリース作りにご満悦の様子でした。
「顔の見える農業」をモットーに汗を流す永野さんの頑張りに心を動かされた宇梶アニキ。「食の安全が求められている今だからこそ、頑張って欲しい!」とエールをおくってくださいました。
 
▽福井ミラクルエレファンツ
URL: http://www.m-elephants.com/
民宿「福島」
URL: http://www2.inetpia.ne.jp/fukushima/
内浦レッドペッパーズ
連絡先 :0770−76−1604(永野さん)
 
 
第155回

3月10日放送

若狭の頑張り しかと見た!技と味を伝える男

人:宇梶剛士(俳優)
旅先:小浜市


前回に引き続き旅人は、俳優の宇梶剛士さん。今回も福井で頑張るアツイ男たちを訪ねる旅!旅先は、世界的に今が旬の小浜市です。
まずはこだわりの「技」の世界へと宇梶のアニキをいざないます。

小浜市は国内産のお箸(はし)の約9割を製造している箸どころ。その中でも伝統産業として根付いている「若狭塗箸」の工房を訪ねました。
迎えてくれたのは、この道50年の大ベテランで国の伝統工芸士の古井正弘さんとお弟子さんの上田明彦さん。
千葉県出身の上田さんは、修行を始めてわずか半年。師匠のお宅に住み込んで毎日修行に励んでいます。多くは語ろうとせず、ただ黙々と修行に励む上田さんのひたむきな姿に胸を打たれた宇梶アニキ。「一人前になったら俺の箸をつくって」と固い約束を交わしました。

「技」続いては、「味」の世界へと宇梶のアニキをご案内♪

訪ねたのは山間にある谷田部地区。
こちらに古くから伝わる伝承野菜「谷田部ネギ」の農家のお母さんたちと一緒に収穫作業を手伝っていただきました。京都九条ネギがルーツといわれる谷田部ネギ。根の部分が曲がっているのが特徴で、「甘味」と「とろみ」が抜群なんです。地元のお母さんいわく、生の谷田部ネギを食べると頭がスカッとしてテスト勉強に最適なんだとか。愉快なネギトークで大いに盛り上がりました。

最後に訪れたのは小浜の港近くに建つイタリア料理店「リストランテA(アー)」。
イタリア帰りの本格派、杉崎シェフが腕をふるうこちらのお店で、谷田部ネギのフォカッチャをご堪能いただきました。
イタリアの星付きレストランで活躍した杉崎シェフですが、30歳を転機に小浜市に帰郷。若狭の味の素晴らしさをたくさんの人に知ってほしいと、地元食材にこだわって本格イタリアンを日替わりでもてなしているんです。「地元の子供たちにふるさとの味に誇りをもってもらいたい」という杉崎シェフの熱い思いに、宇梶のアニキは「夢を持つと目の見えない階段ができる。杉崎シェフは若狭の子供たちに目の見えない階段をつくっているんですね」と熱いメッセージで応えてくださいました。

2日間の旅で、延べ16人の熱い男たちとお母さんたちと出会い、それぞれの場面で心に響くメッセージを残していただいた宇梶アニキ。「とっても和む旅だったし、僕自身も元気をもらえた」と喜んでくださいました。そして今回の旅以降、ご家族みんなで若狭塗箸をご愛用されているのだとか。今後もアニキには「い〜ざぁええDay」にお招きして、福井を応援していただきたいと思っています。
 
▽古井箸工房
住所 :小浜市福谷16-1-16
TEL :0770-52-6005
▽谷田部ネギ生産組合
住所 :小浜市谷田部
リストランテ「A」
住所 :小浜市川崎1-3-6
TEL :0770-53-0278
URL http://www.ristorante-a.com/