旅人は今回も、清水ミチコさん。
新鮮な海の幸を堪能したいというミッチャンのリクエストにお応えし、江戸の昔から港町として栄えた敦賀市へご案内しました。
まず向かったのは、日本海側最大級の魚市場「日本海さかな街」。
冬の味覚を求めて訪れたお客さんで溢れ返る魚市場で目にしたのは、冬のグルメの王様・越前がに。
黄色のタグが越前がにの証と目を輝かせるミッチャンに、魚屋のご主人が茹で上げたばかりの越前がにをご馳走してくれました。ミッチャンも、あまりのおいしさに桃井かおりさんに大変身!?しちゃいました。
次にご案内したのは、明治4年創業の昆布の老舗「奥井海生堂」。
コチラ、京都の有名料亭やパリの三ツ星レストランとも取引のあるワールドワイドなお店で、今年の洞爺湖サミットでも使われました。中でもこだわっているのが最高級の利尻昆布を蔵の中で寝かした“蔵囲昆布”。蔵囲昆布とは、産地から届いた新昆布を蔵の中で寝かし熟成させたもので、臭みが消え芳醇な香りと深いうま味が増すとのこと。現在、蔵の中には平成元年から今年までの昆布が貯蔵され、最もいい昆布とされているのが平成3年モノだそうです。(社長いわく“グレートヴィンテージ”と呼んでいます)しかしコチラは、売り物ではなく香りだけならOKということで、特別にグレートヴィンテージ昆布の香りをミッチャンに味わっていただきました。
最後にご案内したのは敦賀半島北東部の民宿街色ヶ浜にある、漁師歴40年のご主人と女将の営む「漁師の宿 なかい」。
とれたてピチピチの海の幸をミッチャンにご堪能いただきました。
さらに、せっかくなので料理が趣味というミッチャンに地元の郷土食タコ飯(タコの炊き込みご飯)を覚えてかえってもらいました。タコの出汁が染みたホカホカの敦賀の味に、これまた冬のグルメの王様“敦賀ふぐ”のタタキなど新鮮な海の幸づくしにミッチャンも夢心地。家族の温かさにふれ、お腹も大満足の旅となりました。
◎越前がにを紹介したお店
【日本海さかな街「ますよね」】
敦賀市若葉街1丁目1531
TEL:0770−21−3819
◎蔵囲昆布を紹介したお店
【奥井海生堂】
敦賀市神楽町1丁目4−10
TEL:0770−22−0493
◎タコ飯・ふぐのタタキを紹介したお店
【漁師の宿 なかい】
敦賀市色ケ浜30−6
TEL:0770−26−1723
☆お店のHPにタコ飯の作り方が紹介されています
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