俳優・タレントの野々村真さんとめぐる旅、後編。
野々村さん、実は手品が得意!番組で手品を披露するレギュラーコーナーを持つほどの筋金入り。そこで、福井の手品にまつわるスポットへご案内することに…。
はじめにご案内したのは「福井県立こども歴史文化館」。実はここに、明治時代、福井で生まれた奇術師「松旭斎天一」氏について学べる資料が置かれているのです。
「松旭斎天一」氏は、“日本マジック界の父”とも呼ばれ、その当時、日本の手品といえば大道芸のようなスタイルが主流だった時代に、大がかりなイリュージョンのようなスタイルを、日本に初めて持ち込んだ人物なのです。また、数多くのお弟子さんをもち、現代の日本のマジシャンの代表格“プリンセス・テンコー”さんも、その流れを汲んでいるというから驚きです。
福井が生んだ偉大な奇術師について学んだ野々村さん、続いてご案内したのは、「福井奇術同好会」の皆さんのもとへ。
この会は、「松旭斎天一」氏を偲び、手品を愛するアマチュア手品愛好家の皆さんで結成されたグループで、来年45周年を迎えます。メンバーの中には、なんと90歳にして現役で活躍されるマジシャンも!そのパワーに触発された野々村さん、得意の手品を特別に披露してくださいました。
旅の最後は、“奥様へのお土産探し”。実は、野々村さん、ことし結婚15年目。そこで、丸山アナが思いたったのは「奥様へ贈る…15年目のラブレター」大作戦!
野々村さんを、“日本一短い手紙”を生んだ、手紙の聖地・丸岡町へご案内し、“日本一短い手紙”の発起人の大廻さんのご指導のもとでラブレターをしたためてもらいました。
奥様の反応は…残念な結果となりましたが、数々の出会いが生まれた今旅に、とても大満足されていました。
★「福井県立こども歴史文化館」
(福井市城東1丁目18−21)
0776−21−1500
※日本一短い手紙に関するお問い合わせ
★「財団法人 丸岡町文化振興事業団」
0776−67−5100
|