第245回

11月29日放送

磨き続けて今がある〜芸達者な男たち

旅人:ホリ
旅先:福井市、坂井市


旅人は前回に続きものまねタレントのホリさん。ものまねという一芸に秀でたホリさんに負けず劣らずの福井市の芸達者な男たちに出会っていただきました。

まずご案内したのは、福井市内のショッピングセンターラブリーパートナーエルパ。
こちらで週末、似顔絵を描いているプロの絵描きさんです。
似顔絵師、タジーさんは今年一月脱サラして似顔絵だけにこだわって活動している方。
ショッピングセンターや県内のイベントで出没し、かわいらしい温かみのある作風に人気が集まっています。
ものまねをするうえで、相手の特徴をつかむため身に付けたというホリさんの絵心も相当なもの。丸山アナも参加して絵心対決で腕を競っていただきました。

続いては、福井市のお隣坂井市丸岡町へ。
こちらで毎週精力的に練習し、地元のイベントで人気の三味線グループ「手作り三味線の会」におじゃましました。
名前の通りこちらのグループのみなさんがお持ちの三味線はすべてご自身の手作り!
しかも、すべて木でできているんです。
この木製の手作り三味線を考案した方が、福井市鮎川にお住まいの野村深山さん。5年前まで東京を拠点に全国各地で演奏しているプロの三味線奏者です。
元々サラリーマンで40歳代で社長に出世した野村さん。働き続ける当時の自分に疑問を持ち、三味線の世界に転身。手作り三味線奏者として全国に名を馳せ、還暦を迎えた5年前に福井に移住しました。
その理由というのが、娘さんが敦賀に嫁いだ縁で福井を訪ねたときに、福井の海岸線の風景にほれ込んでしまったからなんです!!
以来、三味線の一線の活動をやめ、ゆっくり福井を楽しもうとしていたそうなんですが、「すごい人が福井市鮎川にいる」という噂が広がり、坂井市丸岡のグループの皆さんをご指導するようになったのだとか!!
「一度面倒を見た以上は、いつまでも!!」というのが野村さんのモットー。ご指導をきっかけに今年、福井の杉を使った三味線づくりを再開。縦の木目が美しい福井産の三味線2本を完成させました。

最後は、野村さんがもっともほれ込んだ風景が広がる福井市大丹生町のカフェ「マーレ」のテラスで福井産の三味線の音色を聞かせてくださることに。
やわらかくも勇ましい野村さんのじょんがら節の演奏に
「芸とはこういうこと」と心を新たにしたホリさんでした。

似顔絵師タジー

★野村さんが演奏したカフェ
「MARE(マーレ)」
住所:福井市大丹生町70-3
TEL:0776-88-2323

 
第244回

11月22日放送

笑顔支えて35年〜菊人形の裏方さんと看板娘

旅人:ホリ
旅先:越前市


 

旅人はものまねタレントのホリさん。
11月上旬に閉幕し、来年60回目を迎える越前市の定番イベント「たけふ菊人形」を支えている裏方さんをご案内しました。

訪ねたのは、県内唯一の菊人形師、夏梅さん。そして会場内の遊具すべてを整備している畑さん。いずれも30年近くイベントを支えている方々です。

ホリさんが熱中した一番人気の遊具「アストロファイター」は、偶然にもホリさんと丸山アナが生まれた年に導入!!34年間に渡り子供たちの笑顔を支えてきたアストロファイターと畑さんの子供の笑顔を守り続ける優しさに触れていただきました。


菊人形を堪能した後は、会場近くのグルメを堪能。
まずご案内したのは、コーヒーハウス トムの「あんバタートースト」。
たっぷりのあんことバターをしみ込ませたトムの一番人気のメニューです。
こちらのお店、またもや偶然にもホリさんと同じ創業34年。
トーストにこだわるマスターとの「ダジャレ合戦」も繰り広げられ大盛り上がりの旅となりました。


最後にご案内したのは、こちらも創業35年という自家焙煎のコーヒー豆専門店「MAMI CAFE たちばな屋」。
ママさんと娘さん、そしてお嫁さんという3人の看板娘がきりもりする地元で評判のお店です。
娘さんの純さんは、全国大会焙煎部門で2年連続優勝!お嫁さんの咲子さんは、ラテアートなどコーヒーの抽出技術などを競う「全国大会バリスタ部門」で上位という全国レベルの腕前。コーヒー豆専門店なのに、お客さんにひきたてのコーヒーをごちそうしてくださるお店の温かさと居心地の良さにホリさん、番組ではご紹介していませんが看板娘お三方のためだけに「ものまねライブ」をご披露してくださいました!!


★コーヒーハウス トム
【住所】越前市小松町1丁目4−14
【電話】0778−23−4844

★マミーコーヒー たちばな屋
【住所】越前市本多2−6−10
【電話】0778−23−9660