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身近な目の症状

2012年05月14日(月)放送

病気説明

身近な目の症状には大きく分けて4つの状態があります。目は角膜と水晶体にて焦点を合わせ、網膜で受光する事によって視神経に伝えていますが、この焦点が網膜よりも手前にあってしまう状態の近視、網膜よりも後ろに焦点が合ってしまう遠視、角膜のゆがみや水晶体などに原因があり、屈折に不調が起こる事によって物がかすんで見えたりする乱視、そして年齢によって屈折を調節する力が衰えてくる老眼があります。

今日のドクター

福井県眼科医会
小堀 朗 先生

意外と知らない?対処法
遠視の人は目が疲れやすい
目は、近くを見る為に目の中にある毛様体を繋ぐ輪状筋によって、水晶体の厚みを変え屈折力を調節しています。遠方を見るときは輪状筋がリラックスした状態ですが、遠視の場合、遠くを見るときにも輪状筋を使って調節をし、近くを見る場合も輪状筋による調節をしている状態になります。つまり遠視の場合は常に輪状筋が緊張をした状態になるので、正視や近視の方に比べて目が疲れやすくなります。遠視の場合、適度に目を休めることが良いとされているのでタオルで温めたり、目薬によって目を保護すると良いでしょう。
近視の人は老眼を自覚しにくい
老眼とは加齢により輪状筋の低下や水晶体自体の硬化から調節力がなくなって来た状態ですので、近視や遠視に関係無く誰にでも訪れます。近くを見る調節力には個人差がありますが、60歳で見える距離が近視の方で約30cm、正視の方で約80cm、遠視の方ですと2m以上となり、遠視の方の方が老眼を自覚しやすいと言えます。屈折の状態による老眼の影響としては遠視の方は調節しても遠方近方が見えず眼鏡が必要になり、正視の方は調節しても近方が見えず、近視の方は楽に近くを見ることが出来ますが、遠方を見るために眼鏡が必要となってしまいます。
まとめ
輪状筋がリラックスした状態が一番楽に見える距離になります、近くを見ることが多いと、近くが楽に見えるように変化する可能性は少なからずありますが、屈折の状態は遺伝による物が大きいと考えられています。屈折の状態にかかわらず目を適度に休めるようにすると良いでしょう。

過去の放送

2012年05月14日(月)放送
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