番組紹介

エ・ク・ボ通信

小浜よっぱらいサバ
2019年12月08日(日)放送

小浜市では、かつて鯖の水揚げ量が多く、浜焼き鯖や「醤油干し」、「へしこ」、「なれ寿司」、「ヌタ」など、鯖をいろいろな料理にして食べてきました。小浜市民にとって鯖は慣れ親しんだ魚で、小浜が鯖の町と呼ばれてきた由縁です。しかし、近年鯖の水揚げが減り続け、何とか鯖の町・小浜を復活させたいという想いから鯖の養殖に取り組むことになりました。

 

養殖するにあたって白羽の矢を立てられたのが、小浜市田烏で民宿を営む浜家直澄さんです。浜家さんは、かつて小浜市田烏で行われていた鯖の巾着網漁にも携わっていた漁師。

「おはよう~、エサだよ~」

浜家さんは、生け簀の鯖に声をかけながらエサをやります。

 

 

 

4年前、3,000匹から始めた養殖も、現在は、1万匹に達するにまでに順調に拡大させてきました。そのうち鯖養殖に携わる人たちは養殖鯖に更なる付加価値を与えたいと、鯖のエサにあるものを混ぜ、与えることを思いつきました。

「京都の酒蔵から出た酒粕」です。

 

かつて、小浜と京都は、鯖などの海産物や人、物、文化が行き来した鯖街道で密接につながっていました。

その起点・小浜で養殖される鯖を終点・京都の酒蔵の酒粕を使って育てる…。鯖街道のストーリーを養殖鯖に与え、育てることにしたのです。

 

そして、付けられた名前が「小浜よっぱらいサバ」。

 

 

浜家さんによると、大学の研究の結果、よっぱらいサバはおいしい成分が多いようで、実際に他の鯖と食べ比べてみてもおいしいとのこと。なにより、刺身でいただくのがいいのだとか。

 

現在、小浜よっぱらいサバは「田烏水産」という会社が中心となって養殖され、浜家さんは、その相談役として養殖や漁師の技術を若いスタッフに教える役割を担っています。

 

浜家さんは、「よっぱらいサバを小浜のいろいろなところで食べられるようにし、鯖の町の復活につなげたい」と話しています。

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