ウィッグが病気と闘う勇気や希望に　福井市の森田中学校で「ヘアドネーション」講演会｜ニュース｜福井テレビ

病気や事故などで髪の毛を失った人たちのために髪の毛を寄付する取り組み「ヘアドネーション」を広く知ってもらおうと、福井市内の中学校で講演会が行われました。
　　　　　　　
ヘアドネーションとは、寄付された髪の毛から作る「医療用ウィッグ」を無償で提供する活動です。
　　
講演会には福井市の森田中学校の1年生165人が参加し、病気の治療で髪を失い、外見の変化にストレスを背負う子供がいることや、自分の髪を提供する方法などを学びました。
　
生徒たちは「6年も髪を伸ばすことはすごい」「ウィッグを一つ作るのに数十人の人の髪が必要だと初めて知った」「美容師を目指しているので、将来の学びになった」などと話していました。
　
生徒たちは、ウィッグが病気と闘う勇気や希望につながることを感じ取っていました。