児童らが大松明の竹準備　神社の裏山から80本運び出す　来年の「お水送り」に向けて｜ニュース｜福井テレビ

　小浜市では神宮寺の伝統神事「お水送り」に向け、使用する大松明用の竹を掘り起こす作業が行われました。

　毎年3月2日に行われる神宮寺の伝統神事「お水送り」。地元保存会では1年を通して本番への準備を進めています。

　7日は地元の小浜美郷小学校の6年生と保護者も加わり、およそ80人が神宮寺境内の裏山に入り、神事で使用する大松明用の竹を掘り起こしていきました。

参加した児童ー
「根っこがついた竹を運ぶのがすごく大変だった」
「大変な思いをして神事を続けているのだと実感できた」

　神事が営まれる「結界」用を含めき、掘り起こしたり切ったりした竹はおよそ80本。年明けに松明づくりなどの準備に入り、来年3月2日の本番に備えます。