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小児がん完治へ 周囲の支援が必要 啓発月間で専門医が講演【福井】
2024.09.01 18:01
今月は小児がん啓発月間です。若い世代に小児がんについて知ってもらおうという講演会が1日、福井市内で開かれました。
この講演会は、福井本丸ライオンズクラブの発足55周年を記念して開かれました。県民約200人を前に福井大学医学部小児科の鈴木孝二医師が登壇し、小児がんの現状を説明しました。
鈴木医師は「小児がんの約8割が完治するが、それでも半年から1年の入院治療が必要になる。家族や学校など周りの人たちは子供の成長を見守りながら闘病生活を支えてほしい」と語りました。
また、坪田バレエ団の子供たちが演目を披露しました。福井本丸ライオンズクラブは7年前から小児がんの患者らと交流する活動を続けていて、2025年2月にも小児がんの啓発活動を行うことにしています。
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