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水揚げ順調!「越前がに」漁 序盤3日間の漁獲量は前年より増加 16日からの週末には福井県内各地でイベント開催
悪天候の影響で解禁日から2日遅れのシーズンインとなった越前がに漁。序盤の漁獲量は順調なようです。
2024年シーズンの「越前がに」漁は悪天候の影響で、解禁日の11月6日は出漁できず、8日からの水揚げとなりました。
その後は、順調に漁が行われ、福井県のまとめによりますと8日から10日までの3日間で、三国や越前など県内の主要5港には合わせて雄のズワイが2万4037キログラム、雌のセイコが5万3542キログラム水揚げされました。
2024年の漁獲可能量が増えたこともあり、序盤3日間の漁獲量は前年より増えているということです。
この3日間で最上級ブランド「極」に認定されたのは、9日に越前漁港で水揚げされた重さ1.73キログラムの1匹でした。名古屋で越前がに料理などを扱う日本料理店「活・かに市」が仲買人を通じて150万円で落札しました。
「越前がに」の漁期はセイコガニが12月31日、ズワイガニが2025年3月20日までです。
県内各地では週末を中心に「越前がに」を堪能できる催しが開催されます。
越前町の道の駅「えちぜん」では16日、17日、23日、24日に開かれる「越前かにまつり・越前がに朝市」では、カニや海産物が買える即売市が行われるほか「かにの甲ら積みゲーム」や「越前がに検定」なども予定されています。
また、坂井市の三国サンセットビーチでは16日と17日に「三国湊かに祭り」が開催され、解禁直後の越前がにが浜値で販売されるほか、セイコガニが丸ごと一匹入った名物の「かに汁」も販売されます。
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