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福井市内の飲食店でノロウイルスによる食中毒 11人が症状訴える
2025.01.29 16:05
福井市は、市内の飲食店で提供された食事が原因でノロウイルスによる食中毒が発生したと発表しました。11人が症状を訴え、6人が医療機関を受診しましたが、症状は回復に向かっています。
ノロウイルスによる食中毒が発生したのは、福井市江端町の「旬菜料理いし田」です。
市によりますと、24日に同店で飲食をした1グループ13人のうち30代から70代の11人が、翌日未明以降に嘔吐や下痢、発熱などの症状を訴えました。このうち6人は医療機関を受診しましたが、症状は回復に向かっています。24日は、へしこや刺身、エビフライなどが提供されたということです。
市は調査の結果、ノロウイルスによる食中毒と断定し、この店を29日から2日間の営業停止処分にするとともに、施設の改善や清掃・消毒の徹底などを指示しました。
市は、ノロウイルスによる食中毒は冬に多発しているとして▼調理する人の健康管理の徹底▼手洗いの励行▼加熱が必要な食品の十分な加熱(中心温度85度以上で90秒以上)などの対策で感染を防ぐよう呼び掛けています。
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