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加速する人口減少への対策、中部縦貫道を生かしたまちづくり 舵取り役はどちらに…立候補者2人が支持呼び掛ける【大野市長選挙】
大野市長選挙が7日に告示され、現職と新人による一騎打ちの選挙戦が繰り広げられています。立候補したのは届け出順に、3期目の当選を目指す石山志保候補(51)と元大野市議会議員で新人の林順和候補(48)です。
大野市の人口は約2万8000人。年々減少を続ける中、去年ついに3万人を下回りました。若者の定着や担い手不足の解消など、人口減少問題に加えて中部縦貫自動車道の開通効果をいかに地元に反映できるかなど、多くの課題がある中での選挙戦です。
それぞれの候補者の訴えや選挙戦の様子を追いました。
◆現職・石山志保候補
3選を目指す現職の石山志保候補は「大野大好き大作戦」をキャッチフレーズに幸せが実感できるまちづくりに取り組みたいと訴えます。
「人口減少は止まっていないし、担い手不足への対応、やっていかなくちゃいけないことがたくさんある。今までやってきたことを糧にして、バネにして、もっともっと進めていかなくてはいけない。私はここで止まるわけにはいかない。道半ばなんです」
石山候補は、出生数、移住者の増加など2期8年の実績を強調。人口を維持・増加させる取り組みと減少しても暮らしを守る取り組みを今後も続けていきたいと訴えています。その他、子育て・教育の支援や中部縦貫自動車道の県内全線開通を見据えた地域経済の活性化などに力を入れたいと支持を呼び掛けます。
各種団体からの推薦を数多く取り付けるも、油断することはできないと奔走する石山陣営。組織に頼ることなく、一人でも多くの人に思いを伝えようと石山候補自らが支援者らの先頭に立ち、選挙戦に挑んでいます。
「大野大好き大作戦、みんなが大野を好きになる未来へつなぐまちづくりをしっかりと訴えていく。子育てと教育応援、健康づくり、産業と交流の力などしっかり訴えていく」
◆新人・林順和候補
元大野市議会議員で新人の林順和候補は「福井で一番元気な大野」をスローガンに、若者に選ばれ続けるまちを作りたいと訴えます。
「現状は縮小、閉鎖、予算がないとマイナスのことばかりが聞かされている。そんな大野市に若者が戻ってきますか?夢と希望のない大野では、若者に戻って来いと子や孫に言えますか?言えませんよ」
林候補は、2029年春の中部縦貫自動車道の県内全線開通を見据えて市内の産業団地に企業を誘致し地域経済を活性化させることや、市民が大野で様々な活動をし大野に誇りを持てるようスポーツや文化活動の場を整備することなどを公約に掲げています。
市議会議員の頃から市民の声を直接聞くため市民生活の現場に赴くことを大切にしてきた林候補。選挙活動でも大野市内をくまなく回り、有権者一人一人と積極的に言葉を交わしています。
「連日、遊説に回り、多くの市民と会っている。多くの市民から、この大野を何とかしてくれ、閉塞感を正してほしい、元気にしてほしいと沢山の声をもらっている。福井で一番元気な大野を作っていきたいと思っているので、しっかり頑張っていく」
大きな争点がない中、現職と新人がともに明るい未来の大野を目指し戦う今回の選挙。投開票は14日です。
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