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2021年3月 福井テレビ番組審議会

<議題>

「タイムリーふくいスペシャル・新型コロナ激動の一年」
令和3年3月20日(土)午後6時~7時放送

「今年度の福井テレビの番組全般について」

<審議概要>

「タイムリーふくいスペシャル・新型コロナ激動の一年」
・土曜の夜の多くの人がテレビを観る大事な時間帯を使って、県内のコロナ情勢について、1時間のスペシャルを放送したことに敬意を表したい。
・コロナの終わりが見えない段階だと思うので、もっと厳しい内容で企画、編集されるかと思ったが、全体的にやや緩かった気がした。
・経済問題に特化した時間が短かったのか、経済分野全般への広がりが狭かった気がした。
・倒産、雇用、雇い止めなどの厳しさ、使用者の家庭生活や子育てへの影響や対策についても、事業者や生活者のサイドにたった議論があるとよかった。
・県民の最大の関心事のワクチン接種についての説明は、自分たちのことと捉えて確認し参考になったが、接種の効果とか副反応、接種後の過ごし方や身内との付き合い方、国内ワクチンの生産状況などについてもやって欲しかった。
・実際の厳しさをもっと打ち出して、しっかり注意してやっていかなければいけないという重大さを入れて欲しい。
・それぞれの年代層に向けて、こういう行動や注意をして欲しいというもっと踏み込んだことがあってもよかった。
・視聴者に対して、どうすればいいのかという提案があってもよかった。
・途中から、バタバタしていたというか流れが右往左往しているイメージがあった。
・数字や固有名詞などが出てきたら、テロップなどが出るとありがたいなと思った。
・どこで整理されて、どういう進行でもっていくのかという、事前の構成の考え方が分からなかった。
・テーマが盛り沢山で、後半はせかされている感じがした。
・スタッフの映り込みが気になった。
・テーマから外れた質問があって、話の流れが繋がっていない気がした。
・県内の経済状況について飲食関係に偏りがちで、他業種についても時間をとって欲しかった。
・ゴールデンタイムで、1年の節目といういい時期で放送されたと思う。
・司会やアナウンサーの進行がテキパキとしていてよかった。
・知事と医師会の緊張感が画面越しに伝わってきた。
・ゲストに一人でも女性を入れるとよかったと思う。
・福井県のコロナ対策は先進的な取り組みをしていると感じたし、それを知ることもでき、同時に県や医師会の苦労が県民への意識付けになったと思った。
・百年に一度の国難ということを再認識する機会になったと思う。
・国の対応についてあまり出てこなかったが、知事が国の対応をどう見ているかも聞きたかった。
・変異ウイルスについても押さえた方が締まったのかなと思う。
・感染後の後遺症についても触れるとよかった。
・経済については、大企業目線の話だったかなという気がする。
・3年後の新幹線への影響について、どうなっているのかということも伝える必要があったかなという気がした。
・素直にいい番組だなと思って観た。
・それぞれの専門家のトップが一堂に介して、それぞれの立場から説明してくれていて安心感がある。
・閉塞感があってみんな暗い顔をしていた時に、この番組があったことでほっとした。
・医師会の会長と福井大学教授(医療関係)の二人の立ち位置がよく分からなかった。
・いいタイミングで作られて、分かりやすくパネルも工夫してあり分かりやすかった。
・経済も入れようと無理にくっ付けたところがあって、風呂敷を広げ過ぎたような感じは否めないと感じた。

 

「今年度の福井テレビの番組全般について」
・敢闘精神が旺盛で、チャレンジ意識の強い自主番組を作っていると強く感じていて高く評価できる。
・これまで骨太の番組が毎年あったので、ぜひ、今後も挑戦して欲しい。
・取材の範囲を広く深く広げていって、いい番組を作って欲しい。
・地元に密着した新鮮な話題の提供をしてもらったと思う。
・今年度はコロナだったなという気がする。取材する側は大変だったが、その大変さが滲み出ているような番組だったと思う。
・「高3夏の奮闘記」の若い人たちが頑張っている姿、思うようにコロナでできない姿を追いかける番組は胸に残るなと思う。今しかないもので、地元で取り上げたのは嬉しいと思った。

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