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2023年11月 福井テレビ番組審議会
＜議題＞
「タイムリーふくい」 加賀温泉…駅＆誘客は
放送／令和5年10月29日（日） 午前8時30分～9時00分
＊令和6年4月に予定されている福井テレビ放送番組基準改正に伴い、放送法に基づき局側から示され案に対し討議され、委員からは、誹謗中傷などに対応するチェック体制の確認・強化を求める意見が出された。その上で、番組審議会から原案通り了承するとの答申が示された。
＜審議概要＞
・加賀市長のインタビューの部分が長く、その分を芦原温泉との比較に割いても良かったのではないか。
・その土地土地の特徴をよく反映する駅舎を建築物という観点で非常に興味深く見させてもらえた。
・背景は何か、今やろうとしていることの戦略は何かという部分が見えず、番組全体的にどこか物足りなく感じた。
・インバウンドの誘客を図る時に、加賀温泉郷は何を売りにしようとしているのかというところをもうちょっと知りたかった。
・新幹線が来たことによって展開する将来を考えようとすると、集客やＰＲの問題はもちろん重要だが、それと同じくらい、どういうまちづくりの構想を立てていくのかという部分に突っ込みを入れていくべきだった。
・導線や在来線への乗り換えなど、活用する人かどう便利さと不便さを感じるのかというようなところが客観的に見て良く分からなかった。
・視聴者が見た時にどういう行動をするのか、その行動に対する提案みたいなものがあるといいのではないか。
・参考に出来るところがあるとか、比較するとか、これは良いから福井も頑張ろうというような少しでも役に立つところが全然無かった。
・キャスターがせっかく２人いるので、インタビュー役と切り込む役など役割をもっと活かしてくれたら良かった。
・隣県石川県の２つの駅の構内の紹介、関係者の熱意、環境づくりの現状を調べて単独番組として伝えていただき、関係者は大いに参考になったと思う。
・両駅の構内のコンコースやホームでの県産材の利用状況、ホームからの眺望を詳しく伝えており、視聴者の視覚にしっかりと訴えられる内容になっていた。
・福井県民は県外の駅をあまり知らないので非常に新鮮で良かったが、なぜ取り上げたのかというところの目線や突っ込みが弱かった。
・建物を案内する時はデザイナー目線だけでなく、利用者目線もあったら面白いと思った。
