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2024年6月 福井テレビ番組審議会
<議題>
「なんだー?ワンダー!」~歴史スポット巡り~
放送/令和6年6月15日(土) 午後6時29分~6時55分
<審議概要>
・スタッフのリュックサックとか手持ちの荷物も映りこんでいるので、それはどこかに置いておくなどしてもう少し映りのいいような形にした方がいいのではないか。
・百間堀の機能をもう少し細かく、なぜ百間堀が出来たのか、いつ埋め立てられたのか、どういうふうにどういう経緯で埋め立てられたのかという説明があると良かった。
・大正13年と昭和15年の写真の比較があって「大きく近代化した」という説明があったが、少し飛躍のし過ぎで、せめて発展、近代化とはなんぞやという提議が少しあやふやだったのではないか。
・教育番組なのか、バラエティーなのかの区分けがいまいち分かりづらく、教育ならばもう少し深堀りが足りないし、バラエティーなら地味過ぎ、少し中途半端な感じがした。
・番組で紹介していたスポットは実際にどう巡れるのか、そもそも徒歩で巡れるような設定をしているのか、観光ルートのように紹介していただいた方がより理想的だった。
・初めて知った事実ばかりで、まさに「なんだー?ワンダー!」という番組タイトルがしっくりきた。
・番組自体は30分なので駅前の開発の経緯の説明を入れるとおそらく短いのかも知れないが、番組をきっかけに興味を持たれた方が放送後に自ら調べて福井駅周辺の歴史を更に知るというきっかけづくりになるような構成だと良かった。
・福井市は何気なさに重きを置いているのかも知れないが、もっとアピールしてもいいネタをいろいろと見せてもらえた。
・坂の話の部分について、電車通りのどの辺なのか分かりにくいので、画面に地図を表示しながら話を進めてもらうと良かった。
・歴史のことを伝えていく人が減っており、こういう番組で少しでも興味を持たせてもらえるというのは子供たちにとっても良い機会になると思った。
・以前の吉田調査員と違って今の調査員は少し遠慮気味になっているかなと思うので、そこはあえてそうしているのか。
・なんワン君の声が変わっていて、前の声の方が好きだったのだが、あえて変えたのか。
・冒頭で番組の内容や項目を示す手法は的確で、その後の興味を引くというこのやり方は効果があるので今後も続けていっていただきたい。
・原渕アナの笑顔は皆さんの心を豊かにするような気がするし、なんワン君も番組に出てくると心が落ち着く感じがするので番組には必要な存在だと感じた。
・原渕アナは「へえ~」と言っているだけでもバリエーションがたくさんあって、その加減がちょうどよく、視聴者が思うのと同じような感じで驚いてくれるのはとても良い。
・なんワン君の声が変わったことについて、出演者としてのなんワン君になっており、声優さんが変わった扱いではないという設定に感心した。
・肩肘張らずに気楽に楽しめた番組で、番組を見ながら昔のことなどいろんなことを話し合いながら憩いの時間を持てた30分だった。
・総じていろんな豆知識をもらえたし、歴史的、地理的な情報も少しずつ入ってきたので、これからの街歩きが非常に楽しみになる、そんな気にさせてくれた視聴者に次への余韻を残させてくれた番組だった。
・番組も3年目になってより良くなってきたなという気がするし、フレッシュな意見も取り入れながらますます頑張って番組を作っていただければ。