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2024年9月 福井テレビ番組審議会
<議題>
日本全国福むすび むしびめし①②
放送/
令和6年8月31日(土)午後6時00分~6時29分
令和6年9月7日(土)午後6時00分~6時29分
<審議概要>
・桑原隊長の食べ方や表情が視聴者に幸せを与える一方で、米の炊き加減や加工場の紹介に関する改善が望まれる。
・「米」と「ご飯」の表現についての意見が交わされ、委員からは「ご飯」という言葉がより適切であるとの考えが示された。
・桑原隊長の進行は明朗快活で、インタビューにおいても相手に配慮した丁寧な聞き方が評価できる。
・前編ではカメラのコードが映り込む点や、湯気の有無について気になる点があったが、後編では湯気がしっかりと出ており、完成度が高まっていた。
・食材を通じて現場の人々と隊長がコミュニケーションを取り、魅力を引き出す様子が印象的だった。
・視聴者が食材を入手する方法についての情報が不足しており、番組内で連絡先や地図情報を提示して欲しかった。
・土鍋を使用するシーンに対して、なぜ炊飯器ではなく土鍋を選んだのかという理由を明確にすることで、より深い理解が得られたのではないか。
・隊長が食べるシーンが相手の説明中に映ることについては、相手の話をしっかりと聞いてほしいと感じた。
・桑原隊長の姿が印象的な番組であり、特に米が実っている稲穂を背景にした表情や、炊き立てのご飯を前にした元気な様子が視聴者に活力を与えた。
・海のものと山のものがバランスよく紹介され、取材地域も広範囲にわたり、視聴者にとって親しみやすく興味深い内容となっていた。
・米の需給に関して話題となっていた時期であり、番組の冒頭で、都会の人々に向けたメッセージがあれば、社会情勢を反映した内容になったのではないか。
・土鍋での炊き方にこだわるシーンが毎回登場する中で、お米を主役にした紹介がもっとあっても良かったのではないか。
・特定の店舗での特別な許可に関するテロップが何度か表示されたが、その基準についての質疑がなされた。
・土鍋で炊いたご飯の美味しさや、福井の多様なお米の種類についても言及、用途に応じたお米の選択が美味しさを引き立てるとの意見があった。
・番組の中で新しいご飯のお供の発見が必要であり、福井の名産物を活かした新たな食文化の提案が期待される。
・福井の食材や文化を広めるためには、メディアを通じた情報発信が重要であり、地域の人々がその伝承者となることが望ましい。