ニュース

LIVE NEWS

河川の氾濫・土砂崩れが相次いだ勝山市 被害の深刻さが明らかに

4日の豪雨で河川の氾濫や土砂崩れが相次いだ勝山市では、一夜明けた5日、各地で復旧作業が行われた。同時に被害の深刻さも明らかになってきた。

 

勝山市では4つの河川が氾濫。土砂崩れにより、市内の道路最大10路線が通行止めになるなど甚大な被害が発生した。

 

野向町横倉にある水田で10年以上コメ作りをしてきたという男性は「もう田んぼは作れない、もう終わりや。9月には収穫だったのに。本当に。もう穂が出かかっている。おとましいところや。もう一月、一月だったのに」と嘆く。近くの川が氾濫し、稲がなぎ倒されたため今年の収穫は絶望的だという。

 

倒木で陸の孤島になっていた県立クレー射撃場は、5日午前11時ごろに撤去が終わり、ようやく通行できるようになった。しかし、射撃場内に土砂が流入し、しばらくは使用できないという。スタッフは「今度の日曜日に大会の予定があったが、使用不能です。復旧がどれくらいかかるかわからないので運営も大変です」と話す。

 

土石流が発生した勝山市野向町北野津又では、一夜明けたが、道には岩があり復旧作業は進んでいない。土石流の被害にあった廣瀬和子さんは、避難所から薬を取りに戻り、家の様子を確認をしていた。中をみせてもらうと、土砂が入りこみ、室内は荒れ果てていた。廣瀬さんは、「ここから土砂が入った。大きい岩がどんどん流れてきて、向こうにいたらパーンと音がしてザーッと土砂が入ってきた。いつもテレビでみていたがまさか自分がこんな目に合うとは思っていなかった。本当にどこから手をつけようかという状態」と放心状態だ。

 

勝山市は午後4時に開かれた記者会見で、被害の全容はつかめておらず、調査中だとした。また新たにボランティアセンターを開設し、市民に参加をよびかけまている。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
PAGE TOP