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子供3人と無理心中未遂40歳母親「当日の記憶ないが間違いない」と起訴内容認める 責任能力の有無が争点

2022年、自宅で子供3人と無理心中を図ったとして、殺人未遂の罪に問われている40歳の女の裁判員裁判が、11日から福井地裁で始まりました。女は起訴内容を認めました。
      
殺人未遂の罪に問われているのは、越前市白崎町の40歳の母親です。起訴状によりますと、この母親は2022年1月、子供3人を巻き込んで、当時の自宅の寝室で練炭に火をつけて無理心中を図りましたが、夫に発見されて子供たちに一酸化炭素中毒の傷害を負わせたとされています。
 
11日の公判で母親は「当日の記憶はありませんが間違いないと思っています」と起訴内容を認めました。
 
裁判の争点は被告に責任能力があったかどうかですが、検察側は、2015年ごろから夫婦関係が悪化していて、事件の3日前に夫と口論になったことをきっかけに、 犯行に使う道具を用意したことなどから、動機が理解可能で犯行に一貫性があることや、殺人の違法性を認識していたとして、完全に責任能力があったと指摘しました。
 
一方、弁護側は、夫が生活費を払わず、家事や育児をしなかったことに加えて「早く死んでほしい」「子供を道連れにするのは許さない。死ぬなら自分だけ死ね」などと暴言を吐き続けたことから精神状態が悪化したと説明し、当時、重いうつ病で判断力や思考力が低下し犯行を思いとどまることができなかったとして無罪を主張しました。
   
次の裁判は14日で、被告人本人への質問などが行われます。

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