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北陸新幹線関連に4億円、路線バス減便対策に1億2900万円 福井県「9月補正予算案」
福井県は6日、一般会計で総額70億円となる9月補正予算案を発表しました。北陸新幹線の県内開業効果を最大化させる事業や、路線バスの減便への対策などの費用に充てます。
6日は杉本知事が会見し、9月補正予算案の内容を発表しました。
まず、3月に敦賀まで開業した北陸新幹線の効果を持続し、最大化させるための事業に4億円を計上します。このうち、新幹線開業で人の流れが変わり、売り上げや人流が減少した商店街などについては、再生計画の策定や消費喚起イベントなどを支援します。
これについて杉本知事は「新幹線の開業効果は大変大きいと認識はしているが、一方で既存の商店街などの客が減っているとう声も聞く」と話しました。
そのほか、路線バスの維持や運転手確保の緊急対策費に1億2900万円を計上します。
補正予算案は、9月定例県議会で審議されます。
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