9月中旬の猛暑日は“85年ぶり”　小浜36.7度、福井36.3度　県内は季節外れの暑さ続く【福井】｜ニュース｜福井テレビ

11日も、県内は厳しい暑さとなりました。10日に続いて、県内では最高気温が35度を超える猛暑日となるところが続出しました。季節外れの暑さが続いています。
　　　　　　　　
11日の県内は、夏の高温をもたらす太平洋高気圧に広く覆われた影響で、日中は厳しい暑さとなりました。
　
県内の最高気温は、小浜36.7度、福井36.3度、敦賀36.1度など県内7つの観測点で最高気温が35度を超える猛暑日となりました。
　
小浜市内では「大阪より暑くて…まさか小浜がこんなに暑いとは思わなかった。今までで一番ここが暑い」と話す人もいました。
　　
福井市内では、夕方に入っても気温が下がらず厳しい暑さとなりました。福井駅前を歩いていた人は「暑くて溶けそう」「何をしていても暑い。これから涼しくなってくれれば嬉しい。電気代もかさまなくて済むので」と話していました。また「昔は昼過ぎに夕立があって、お盆を過ぎると涼しくなったと実感できたけど、今はもう全然ない」と近年の猛暑にうんざりしている様子でした。
　　
気象庁によりますと、9月中旬に福井で最高気温が35度以上の猛暑日が観測されるのは85年ぶりだということです。ちなみに、福井の猛暑日の観測で最も遅いのは1939年9月14日の35.1度ということです。