全国の受刑者が作った革製品・木工品など500種類を販売　売り上げの一部は犯罪被害者支援に　福井刑務所で28日に「矯正展」｜ニュース｜福井テレビ

福井刑務所では28日、受刑者が刑務作業として作った製品が販売されるイベント「矯正展」が開かれます。
　　
福井刑務所で開かれる「矯正展」は今回で39回目の開催となります。27日は会場の準備が進められていて、28日は北陸や東海にある刑務所を中心に、受刑者が社会復帰を目的に製作した財布や鞄といった革製品や、収納箱などの木工品など約500種類が販売されます。
　
福井刑務所で作られた小銭入れは、生地に畳のヘリを使用しているため、丈夫で模様も様々な種類があります。
　　
売り上げの一部は犯罪被害者を支援する団体に寄付されます。
　
福井刑務所では「全国の刑務作業製品の即売会も行い、色んなものを並べている。じっくり見て気に入ったものがあれば購入してもらいたい。ぜひ今年も多くの人に来てもらい、現在の矯正の姿を見て理解を深めてもらえれば」と話しています。
　　
28日は製品の販売以外にも、普段見ることのできない刑務所の中の作業場や風呂場などの見学会も行われます。