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冬の味覚の王様「越前がに」解禁から2日遅れで初競り 「待ちに待った!」 漁港に活気 初日の水揚げは前年並み 【福井】
今年もカニの季節がやってきました。福井の冬の味覚の王様「越前がに」の初めての漁が8日、行われました。悪天候の影響で解禁日から2日遅れとなりましたが、県内一の水揚げを誇る越前町の漁港では初競りが行われ、活気づきました。
待ちに待った越前がに漁の解禁日の8日、初日の漁へ出た漁船が、福井が誇る冬の味覚・越前がにを積んで漁港に続々と戻ってきました。
越前町漁協によりますと、所属する漁船43隻は午前5時ごろに出港し、午後1時頃に今シーズン初めての漁を終え、新鮮な越前がにを続々と水揚げしました。
午後3時半ごろに始まった初競りでは、水揚げされたばかりのカニがずらりと並びました。漁港には威勢の良い掛け声が響き、仲買人が次々と競り落としていきました。
重さ1・3キロ以上などの条件を満たす最高級ブランド「極」は、越前漁港では午後5時時点で基準を満たすものはありませんでした。
漁協の担当者は「待ちに待ったという感じで、やっと始まった」と顔を紅潮させながら話しました。今年の水揚げについては「量としては去年と同じくらいかな。見た感じ形はいいのではと思う。新幹線も通ったので、県外からも味わいに来てほしい」と話していました。
越前がに漁は、オスのズワイが3月20日まで、メスのセイコは年内いっぱい行われます。
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