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相次ぐ側溝のふた「グレーチング」の盗難被害 “恐竜の足跡”ペイントで福井県が盗難防止対策
側溝を覆う金属の蓋「グレーチング」が盗まれる被害が県内各地で確認されています。盗難被害があったあわら市では12日、対策としてグレーチングに福井ならでは「恐竜の足跡」をペイントしました。
12日は三国土木事務所で出発式が行われ、県やあわら市の職員ら約15人が集まりました。職員らが向かったのは、実際に盗難被害があった場所の近くで、あわら市全体では、2023年4月から12日までに側溝を覆う蓋など30枚がなくなり、盗難にあったとみられています。
参加した職員らは、グレーチング13枚にスプレーを使い恐竜の足跡をペイントしていきました。グレーチングに恐竜の足跡を付けることで、今後、仮に盗まれて犯人が売却しようとしても場所が特定されたり、汚れがあると判断されたりして換金が難しくなることや、なくなるとすぐ分かるため視覚的に盗難を抑止する効果も期待しています。
担当者は「去年グレーチングの盗難があり、防いでいかないといけないと思っている。マーキングをして盗難防止を図ることが有効であることがわかり、恐竜の足跡を使ってやってみようということで今回実施した。こういった取り組みを今後もしていきたい」と話しています。
県はあわら市だけでなく、他の市や町でもマーキングによる対策を行いたいとしています。
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