ニュース
県内のニュース

「小浜ー京都ルート」費用対効果や地下水への影響を懸念する意見 北陸新幹線・与党整備委が大阪・京都府知事らにヒアリング
北陸新幹線に関する与党整備委員会が13日、東京で開かれ、大阪府の吉村知事や京都府の西脇知事らから、小浜ー京都ルートに対する慎重な意見が上がりました。
13日の与党整備委員会では、大阪府の吉村知事や京都府の西脇知事、京都市の松井市長へのヒアリングが行われました。
その中で吉村知事からは「費用対効果を示すべき」など4点、西脇知事からは「地下水への影響はないのか」など6点について懸念する意見が出されました。
松井市長は京都市の厳しい財政事情を示したうえで、「ルート決定にあたっては慎重に慎重を重ねて精査して欲しい」と語りました。
新幹線の新規着工にあたっては、沿線自治体からの同意がいわゆる「着工5条件」の1つとなっています。
米原ルート論が依然としてくすぶり続ける中、今回示された大阪や京都の懸念材料に今後、どうこたえていけるかが大きなポイントとなります。
一緒に読まれている記事
-
石川県が求める「米原ルートの再検討」追記 福井県が決議案の調整急ぐ 12日に北陸新幹線建設促進大会
-
北陸新幹線「小浜・京都ルート」早期着工を目指す会が知事に支援要請 知事は”特別顧問”に就任 行政と住民一体で運動進める【福井】
-
北陸新幹線福井県内延伸1年 駅周辺への県外客が前年比17%増に 関東・信越からが特に増加
-
「新幹線開業2年目、新ステージへ」福井県知事が幹部職員約300人を前に訓示 働き方改革や行動規範の徹底も呼びかける
-
「必ずしも米原ルートが早いわけではない」国が小浜・京都ルートでの整備を強調 北陸新幹線の新大阪延伸めぐり京都で説明会 地下水への影響も改めて否定【福井発】
-
【北陸新幹線開業1年】どうなる?小浜・京都ルート 整備決定から半世紀「スピード感を」地元に漂う焦燥感
-
【北陸新幹線開業1年】“駅前に何もない”ゼロからの開発進む「越前たけふ駅」周辺 二次交通も課題 15日にはハピライン駅とのシャトルバス廃止に
-
【北陸新幹線開業1年】にぎわい継続へ“正念場” 「くるふ福井駅」は1000万人突破で好調も 空き店舗目立つ商店街 地元リピーター獲得へ進む“小さな再開発”
-
新幹線を“ミュージアム”に 1歳と10歳の「未来の北陸」アートを展示へ 敦賀開業1周年・金沢開業10周年で3月16日に運行【福井】
-
福井県の新年度当初予算案、5年連続で5000億円超え 「新幹線開業1年後の対策」や「県立大まちなかキャンパス整備」などに重点
- 広告