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福井県の新年度当初予算案 知事査定始まる 「新幹線効果の開業効果を全県に拡大へ」 約100事業1100億円程度を検討
2025.01.20 18:45
福井県の新年度当初予算の編成に向けた知事査定が、20日から始まりました。北陸新幹線開業効果のさらなる波及や、深刻な人手不足対策に関わる新規事業を中心に、検討が進められます。
県の新年度の当初予算案は、一般会計で4900億円から5000億円程度で、2024年度と同規模となる見込みです。
知事査定では、このうち約100の一般事業や公共事業、合わせて1100億円程度が検討されます。
杉本知事は「北陸新幹線が3月16日に開業して本当に大きく変わったと思う。開業効果を、インバウンドを含め全県に拡大していかないといけない」と語りました。
20日は、教育庁の事業から査定が始まり、県立図書館での電子書籍の導入など7つの事業について、幹部らが、オンラインで参加した杉本知事に事業の概要や予算額を説明しました。
知事査定は1月30日まで行われ、インバウンドやまちづくりなど、北陸新幹線開業後の経済対策や、交通、農業分野における人手不足対策などについて検討されます。
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