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プロバスケBリーグ「福井ブローウィンズ」 参入初年度の経済波及効果は28億円 観客動員数は歴代トップ 湯本代表「さらなるチーム強化にアリーナは必要」
福井県内のプロバスケットボールチーム「福井ブローウィンズ」は29日、昨シーズンの経済波及効果が約28億円に上ったと発表しました。
福井ブローウィンズは昨シーズン、バスケットのプロリーグ「Bリーグ」に参入し、B3リーグで優勝。今シーズンは一つ上のカテゴリーB2リーグで戦っています。
福井ブローウィンズの湯本代表は「福井が賑やかになっていく過程に少しばかり影響を持った1年であったと認識しているし、そのために今回の発表をすることになった」と話しました。
福井ブローウィンズが、福井商工会議所と協力して算出した昨シーズンの経済波及効果は28億円で、このうち球団の売り上げや観客の支出などを合わせた「直接経済効果」は約16億7000万円でした。
湯本代表は「B3参入初年度として歴代トップとなる観客動員を集めた。そのチームの魅力が大きな経済効果を生んだ」と分析していて、チケットや物販がB3では異例の売り上げを記録したほか、スポンサー数も148社に上ったということです。
今シーズンは、県外来場客の増加や新規スポンサーの獲得などでさらなる波及効果を 目指していて、目標とするB1昇格や拠点となる福井アリーナ建設に向けて弾みをつけたいとしています。
拠点となる福井アリーナ建設については「この経済波及効果を継続して、今後より強いチームにするためにもアリーナの建設が必要だと思っている。福井ブローウィンズは、アリーナのメインコンテンツとして唯一無二の興行を目指していく」としました。
全国でも経済波及効果を算出しているチームは少ないですが、例えば今シーズン、福井ブローウィンズとともにB3からB2に昇格した「鹿児島レブナイズ」の場合は、経済波及効果は26億円で、福井の方が経済波及効果が高くなっています。この点で見ても、チーム初年度としては大きな効果があったとブローウィンズは評価しています。
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