6日明け方にかけて嶺北の山地中心に“警報級の大雪”の恐れ　交通障害に警戒を　福井県内沿岸部には波浪警報｜ニュース｜福井テレビ

強い冬型の気圧配置とこの冬一番の強い寒気の影響で、4日から断続的に雪が降り続いています。福井県内の大雪警報はすべて解除されましたが、沿岸部に波浪警報が発表されていて、気象台が高波に警戒を呼びかけています。
　　　　　　　　　
県内に出されていた大雪警報は午前8時15分にすべて解除されました。午前11時現在、県内沿岸部に波浪警報が、嶺北と嶺南東部に大雪注意報が出されています。
　　
午前11時現在の積雪は▼大野市九頭竜180センチ▼大野105センチ▼南越前町今庄56センチなどとなっています。
　　
6日午前6時までに予想される24時間降雪量は、多いところで▼嶺北平地35センチ、山地60センチ▼奥越70センチ▼嶺南平地20センチ、山地40センチとなっています。
　
この大雪の影響で、4日午後6時からは国道8号と北陸自動車道で同時に「予防的通行止め」が実施されました。
　
このうち国道8号は午前6時に、北陸道や舞若道の通行止めも午前8時過ぎに解除され、県内で実施されていた予防的通行止めは全て解除となりました。
　
県内は、このあとも冬型の気圧配置が続く見込みで、海では高波に警戒が必要です。福井地方気象台は嶺北では6日明け方にかけて、山地を中心に警報級の大雪となる可能性があるとして、交通障害への警戒を呼び掛けています。