「寒いのは苦手…」ストーブでぬくぬくボリビアリスザル　レッサーパンダは雪の上でお食事タイム♪　鯖江市西山動物園【福井】｜ニュース｜福井テレビ

日本列島を襲った最強寒波で、寒さを感じているのは人間だけではありません。鯖江市の動物園では、動物たちが寒さを楽しんだり、暖をとって過ごしたりと普段とは違った愛くるしい姿をみせています。

鯖江市の西山動物園の門を入ってすぐの所にいるのは、人気者のボリビアリスザル。目の周りの白い部分が、まるで鯖江市特産の眼鏡のようにも見えます。

ボリビアリスザルは中南米に生息しているため、寒さには強くありません。そこで園では毎年11月に、ストーブを出して室内を温めています。

あまりの寒さに縮こまって座り込んだり、離れた所から餌を持ってきて温まりながら食べたりと、ストーブの近くで思い思いに過ごしています。

あまりの気持ちよさにウトウトと眠ってしまうサルも…体が温まると、動きだして遊びますが、しばらくするとまた、ストーブのそばへ戻ってきます。

一方、寒さが得意な人気者も―

原渕由布奈アナウンサー：
「いま、レッサーパンダが中から外へ出てきました！雪の感触を楽しみながらお散歩しています」

寒さに強いレッサーパンダは、雪が降ってもなんのその。雪に興味津々で、外遊びを楽しんでいました。雪の日のお食事タイムは、リンゴやニンジンを雪の中から探して食べるというスタイル。飼育員は「探しながら食べてもらうことで、暇な時間を無くして、少しでも野生の暮らしに近づけてあげたい」と思っているそうです。

雪の中、普段とは違った愛くるしい姿を見せてくれる人気者たち。寒さの中での、ちょっとした癒やしとなりそうです。