ニュース
県内のニュース

「最強寒波」が再来 18日から“警報級の大雪”の恐れ JPCZが北陸から山陰沖に移動 【福井】
今シーズン最強の寒波が一段落したものの、再び強い寒波が南下する見込みです。前回と同程度の寒波が1週間ほど居座り、18日からは警報級の大雪になる恐れがあります。
◆週末の天気
15日は晴れて、最高気温は11度から12度と3月の陽気です。16日は雲が広がり、敦賀では朝、雨が予想されています。ただ、16日も気温は高めで、週末は比較的穏やかな天気となる見込みです。
◆週明けに寒波が南下
週明けは一転、再び強い寒気が南下してきます。上空1500m付近で氷点下12度の平地で大雪を降らせる寒気が、19日には北陸付近まで南下します。寒気の強さは、前回4日からの寒波と同程度の強さとなりそうです。この寒気は1週間ほど居座る見込みで、18日から24日にかけて、警報級の大雪の恐れがあります。再び長い寒波のトンネルに入りそうです。
◆JPCZ流入の可能性も
JPCZ(活発な雪雲の列)が県内に流れ込む可能性があり、局地的に雪の降り方が強まりそうです。JPCZは北陸地方から山陰沖を移動する見込みですが、同じ場所に停滞すると“ドカ雪”になる可能性もありますので、警戒して下さい。
◆10日間予報
17日からは冬型の気圧配置となる影響で雪が降り、18日以降は警報級の大雪になる恐れがあります。24日にかけて雪の降る日が続く見込みです。前回の寒波は強弱を繰り返し、一旦弱まるタイミングがありましたが、今回の寒波は同じ程度の強さでずっと居座りそうなので警戒が必要です。さらに、いつも雪の量が少ない嶺南西部(小浜市、おおい町、高浜町)も降雪が続きますので 警戒が必要です。
一緒に読まれている記事
-
黄砂が飛来 健康には悪影響も…実は、海にとっては“栄養源” プランクトンの光合成が進み温暖化抑制に一役か
-
“異常な強風”と乾燥で山火事リスク高まる春 出火原因の6割は“人が原因” アウトドアは厳重注意【福井】
-
3月1日にかけて気温が上昇し“春の陽気”に 雪解け進み山では大規模な雪崩の可能性も【福井】
-
暖かさに誘われ…先駆けの「マンサク」ようやく咲き始め、「ロウバイ」は野鳥被害で花数少なく 大雪の影響は植物にも【福井】
-
この夏も“ダブル高気圧”で猛暑に…日本の夏の天候を支配する「PJパターン」とは? 気象予報士が解説【福井】
-
高温傾向で“暖かな春”に 高気圧の張り出し強く今年も「猛暑」傾向に 気象庁3カ月予報【福井発】
-
ようやく…寒波終息 25日は天気回復 週末は桜が咲く陽気に 【福井】
-
【交通情報】北陸道・舞若道・国道の一部区間で通行止め継続中 鉄道も一部運休 (午前6時現在)
-
24日明け方にかけて警報級大雪のおそれ 高速と国道で同時通行止め実施の可能性 鉄道は一部運休へ(23日午後6時現在)【福井】
-
福井県内あさってにかけて大雪の恐れ 平地で警報級の可能性も 気象台が注意・警戒呼び掛け
- 広告