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坂井市が県内自治体では初の「オフィスカジュアル」スタート 職員の新たな発想、市民サービスの向上に【福井】
2025.02.17 18:45
坂井市役所では、庁舎内で17日から「オフィスカジュアル」がスタートしました。職員たちは、襟なしのクルーネックやTシャツといった服装での勤務が認められることになりました。導入初日の17日は、さっそく軽装で業務にあたる職員の姿が見られました。
レースのタイトスカートに黒のトップス。スニーカーにリラックス感のあるワイドパンツ。カジュアルな服装に身を包む坂井市の職員たち。坂井市は、働き方改革の一環として2023年度からノーネクタイやポロシャツといった服装での勤務を認めていますが、これに加えて、17日からは襟無しのクルーネックやTシャツ、ワイドパンツなど、よりカジュアルで柔軟な服装を認めることとしました。このオフィスカジュアルが取り入れられるのは県内17市町で初めてです。
坂井市は職員組合の意見を実現する形で導入しました。オフィスカジュアルは職員だけではありません。
池田市長は、白いニットとカジュアルなジャケット、足元にはスニーカーを合わせた
コーディネートを披露しました。
池田市長は「効果としては、気分も明るくなるし、新たな発想も生まれる。より一層市民サービスの向上に励むよう一生懸命取り組みたいし、これからも明るい職場づくりに努めていきたい」と期待しています。
職員からは「暗い色のスーツやジャケットが多かったので、羽織るだけでいつもと違う気分になる。仕事のゆとりにつながると感じた」「女性なのでこれまでも結構自由な服装ができたたと思うが、柄物が着づらかった。今後は堂々と着られる」などと歓迎の声が上がっています。
市ではTPOに応じた服装の選択肢を増やすことで、職員の働き方向上や市民が親しみやすい環境づくりにつなげたいとしています。
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