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中小企業組合は「6パーセント以上」の賃上げ要求へ 大手企業との“賃金格差”是正を目指す 連合福井が春闘方針
2025.02.19 18:45
福井県内の労働組合でつくる連合福井は、18日夜に会合を開き、2025年の春闘では中小企業の組合は格差是正分を上乗せした6パーセント以上の賃上げを求める方針を決めました。
会合には、電気や自動車といった26の産業別の労働組合などの代表者ら約40人が参加しました。
2024年の春闘では、連合福井として1992年以来となる5パーセント台の賃上げを獲得しました。2025年の春闘では、賃上げの流れを社会の隅々に行き渡らせたいとして、ベースアップと定期昇給分合わせて5パーセント以上の賃上げを要求することを、連合福井全体として決めました。
ただ中小企業では、依然として大手企業との賃金格差があるため、格差是正分を積極的に求めるとして、中小の組合は1万8000円以上、率にして6パーセント以上の賃上げを目標とすることなどを決めました。
春闘の方針決定を受け、それぞれの労働組合は2月中に会社側に要求書を提出する予定です。
一方、2025年夏に行われる参議院選挙について、連合福井では立憲民主党と国民民主党それぞれの県連に対して、候補者を一本化するよう呼び掛けています。
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