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卒業証書の和紙を児童が手すき 大野市和泉小学校6年生が地元の原料で伝統の「穴馬紙」作り【福井】

2025.02.21 18:45

大野市和泉地区で育った楮(こうぞ)を使った和紙で卒業証書を作ろうと、地元の小学6年生が伝統の紙すきに挑戦しました。
      
大野市の和泉小学校では、18年前から6年生が伝統の「穴馬紙」で卒業証書を製作しています。穴馬紙は、地元の楮などを使って作られた和紙で、有志でつくる「穴馬紙大すきの会」が子供たちに伝えています。
  
これまで、原料の楮をほぐす作業などを体験してきた6年生4人が、楮を溶かした水に木の枠を何度もくぐらせて、少しずつ紙を厚くしていきました。
  
ドライヤーなどを使って乾かしそっと枠から外すと、校章の透かしが入った卒業証書が出来上がりました。
 
子どもたちは「板が重くて大変だったが、自分で漉いたという達成感があって、すごく楽しかった」「最後に自分の漉いた紙を受け取れるので大事な卒業式にしたい」などと話していました。

作った卒業証書は、3月14日の卒業式で児童らに手渡されます。

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