ニュース
県内のニュース

“実効性”問う声 関電の使用済み核燃料の県外搬出「工程表」めぐり福井県や立地市町が協議会
福井県内の原発から出る使用済み核燃料の県外搬出に向け、関西電力が新たに示したロードマップ(工程表)について、原発が立地する市町の関係者が意見を交わす協議会が25日に開かれ、実効性を求める意見が出されました。
協議会には、関係市町のトップや議員、県内の団体の代表が出席。団体の代表のみが発言し「国も責任を持って実効性のあるものにしてほしい」という意見や、完成延期を繰り返してきた再処理工場の稼働が前提の工程表に「計画通り進むのか疑問だ」などの意見が出されました。
杉本知事は、県議会の議論や立地3町、この協議会などの意見を踏まえ、工程表の実効性を見極めるとしています。
一緒に読まれている記事
-
福井県知事が使用済み核燃料の搬出先、青森の再処理工場を初視察 「完成目標の時期守るよう」日本原燃社長に強く要請
-
使用済み核燃料の県外搬出「新ロードマップ」を福井県知事が容認 関電の40年超原発は運転継続可能に 立地振興の資金拠出へ新たな枠組みも検討
-
美浜町長「国や事業者の意思と覚悟は確認できた」使用済み核燃料の県外搬出ロードマップ “実効性”は町議会の議論で見極めへ【福井】
-
“見直し”ロードマップの実効性「一定程度意義がある」 関電の使用済み核燃料の県外搬出計画めぐり福井県知事が見解
-
使用済み核燃料の県外搬出計画 「絵に描いた餅」福井県議から“疑問の声”が続出 関電や国が県議会に説明
-
関西電力、2028年度から福井の使用済み核燃料198トンを青森搬出へ “見直し”工程表を福井県に提示
-
使用済み核燃料のフランス搬出を倍の400トンへ 関西電力が県外搬出の工程表見直し 13日に福井県へ提示
-
原発立地4自治体が「小浜・京都ルート」の 必要性を訴える 関西経済連合会と立地地域の課題で意見交換【福井】
-
「この先の原子力への協力できない状況」関西電力の使用済み核燃料・県外搬出計画見直しで杉本知事が国に主体性求める 武藤経産相「厳しく指導する」【福井発】
-
使用済み核燃料の乾式貯蔵「保管期限10年以内」条例案を福井県議会が否決
- 広告