ニュース
県内のニュース

深刻な運転人員の不足 鉄道と路線バスの協会が初の合同就職説明会 10社が業務内容や待遇面を説明 【福井】
運転手の人材確保に課題のある鉄道業界とバス業界が合同で9日、福井市内で企業説明会を開きました。
福井県内では、交通インフラを支える運転士や運転手の人手不足が深刻で、鉄道の減便や一部の路線バスの廃止など市民の足にも影響が出ています。
運転人員の確保につなげようと、県の鉄道協会とバス協会は今回初めて合同で就職説明会を開きました。鉄道、バス合わせて10社がブースを構え、就職を検討している参加者に業務内容や給与などの待遇面を説明していました。
参加者は「バスに興味があって参加した。元々、車の運転が好きだったので地元にも貢献できる魅力的な仕事だと思う」と話していました。
福井鉄道の吉川幸文社長は「鉄道・バスとも地域にとって必要な面や、人に感謝されるなど同じような職種なので、(合同説明会は)就職希望者に両方の機会が提供できるメリットがある」と話していました。
両協会では今後も、こうした説明会を継続的に開く意向です。
一緒に読まれている記事
-
“地域の足”「福井鉄道」への熱い思いを巨大プラレールに 鯖江の大学生が駅や車両を手作り 西鯖江駅ギャラリーで展示【福井】
-
4月6日ディズニーパレードに合わせ各鉄道会社が臨時列車 ハピラインは上下20本 ふくい桜まつり期間中
-
「必ずしも米原ルートが早いわけではない」国が小浜・京都ルートでの整備を強調 北陸新幹線の新大阪延伸めぐり京都で説明会 地下水への影響も改めて否定【福井発】
-
子育て中の女性に働く場を 福井市で女性活躍の先進企業7社が「合同就職説明会」20日には坂井市でも開催
-
また“大幅減便”福井県内の路線バス 10月から京福バスと福井鉄道 合わせて6路線廃止・463減便
-
全国初の「県鉄道協会」設立 “生き残りをかけて”福井の地域鉄道3社が効率化・利用促進へ
- 広告