ニュース
県内のニュース

巣立ちの春 福井市の小学校で卒業式 希望胸に6年間の思い出詰まった学び舎を旅立つ
福井市の多くの小学校で11日卒業式が行われ、児童たちが門出の日を迎えました。明新小学校では、保護者や在校生が見守る中、6年生129人が卒業式に臨みました。
式では、担任から一人ずつ名前を読み上げられると、児童たちは元気よく返事をして卒業証書を受け取りました。
橋本和也校長は「たくさん挑戦してください。たくさん努力してください。一生懸命努力したことは必ず自分の力になります」と、卒業生にはなむけの言葉を贈りました
卒業生たちは最後に保護者と在校生へ歌を送り、大きな拍手に包まれながら教室の戻りました。
最後のホームルームで担任の高井豊一郎先生は「ここは出発点。今からどんどん正解のない問題に立ち向かっていくことになる。その時にいつまでもきょうの思い出を引きずっていてはダメ。胸の中にそっと抱きしめて、必要な時にその思い出が君たちをそっと押し出してくれる。君たちなら大丈夫」と語り掛けました。
卒業生は「嬉しい気持ちが半面、友達と別れるから悲しい気持ちもある」「あっという間の6年間だったなとしみじみとしている」「世界を見据えて英語を頑張りたい」「(両親へ)今まで6年間育ててくれてありがとう、いつもわがまま言ったりしても受け止めてくれてありがとう」「(中学校では)部活をやりたい。生物部とか、サイエンス系の部活に入りたい」などと、それぞれの思いを話していました。
たくさんの思い出と感謝を胸に、児童たちは6年間を過ごした学び舎を巣立っていきました。
一緒に読まれている記事
-
「1年間よく頑張りました」福井市和田小学校で修了式 県内多くの公立小中学校で25日から春休み
-
福井を盛り上げ、新しい文化を創る 実験的仮想大学「エキセントリック・カレッジふくい」3期生37人が卒業
-
「高校生活はかけがえのない時間」県立高校16校で卒業式 笑顔満開の旅立ち 希望胸に新たなステージへ【福井】
-
新たな小学校は「森田東小学校」 児童数増加で10年後には1500人の福井市森田地区 2校化スタートは2027年4月を目指す
-
なぜ?どこで?給食への異物混入 原因究明は長期化か 調査は原因とされるニンジンの産地に移行【福井】
-
またしても…福井市の学校給食に異物混入 みそ汁に約1.5ミリのガラスのような物を検食の教員が発見 けが人はなし 13日にも別の2校で発生
-
小中学校の給食にガラス片が混入 カレーシチューなど食べ「固いものがある」と担任に報告 けがなし 福井市
-
やる?やらない?「秋の体育大会」 教員不足、熱中症リスク、準備期間の短さ… 福井市内51小学校で分かれる判断
-
煮崩れせずスープになじみやすい「越のリゾット米」収穫 特産化に取り組む福井市円山地区で児童が稲刈りを体験
-
「大切なものを守り抜け!」福井県消防学校で卒業式 36人が新たな一歩 10月1日に各消防本部へ配属
- 広告