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北陸初「ゼロカーボンアリーナ」へ 越前市がアイシンスポーツアリーナに太陽光パネル設置 4月から本格運用【福井】

2025.03.13 18:45

脱炭素社会に向けた北陸初となる新たな取り組みが始まります。越前市のアリーナに太陽光パネルが設置され、CO2排出量ゼロを目指す「ゼロカーボンアリーナ」として始動します。
      
田辺真南葉アナウンサー:
「来月からこちらのアリーナの電力はゼロカーボンでまかなわれます」
  
越前市は、国の地域脱炭素推進交付金を活用し、アイシンスポーツアリーナに太陽光パネルを設置しました。市では脱炭素社会の実現に向けて市民・事業者・行政が一体となり、市内の施設や住宅などへの再生可能エネルギー設備の導入や普及を進めています。
 
今回設置された太陽光パネルには、ある特徴が―
 
田辺真南葉アナウンサー:
「実際に設置されるのがフレキシブルソーラーパネルです。従来の太陽光パネルの約10分の1の軽さと柔軟性が特徴だということです」
  
このフレキシブルソーラーパネルは長さ約2メートル、幅約1メートル、厚さは2.5ミリと超薄型です。パネル1枚の重さは5.7キロと軽量化されていて、建物への負担や影響が少なくなります。アリーナの屋根は積雪を考慮した丸みのある形状ですが、パネルは柔軟性があるため屋根の形状に沿って取り付けが可能で、計880枚のパネルが設置されました。
   
アイシンスポーツアリーナでは、約3割を太陽光パネルで、約7割を非化石燃料で発電した電気でまかなうことになります。
   
越前市環境政策課・三井貫人課長:
「越前市はゼロカーボンセントラルパークを目指している。その第一歩としてまず太陽光発電設備を導入し、更に北陸電力から非化石燃料由来の電力の提供を受け、北陸初のゼロカーボンアリーナとなる」
  
アイシンスポーツアリーナに設置された太陽光パネルは、3月中に試験的に運用を始め、4月から本格運用します。

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