共産党県委員会の山田和雄氏（57）が参院選への出馬意向を表明　野党共闘の状況によっては変更も【福井】　｜ニュース｜福井テレビ

2025年夏の参議院選挙の福井県選挙区に、共産党県委員会の山田和雄氏（57）が、17日出馬する意向を表明しました。
　　
山田和雄氏：
「政治の出口はここにある。国民が力を発揮すれば政権与党を追い落すことができる。政治に働きかけようとしている国民と戦い抜いて行きたい」
　　
山田氏は福井市出身の57歳、旧三国町の町議を経て参院選には県選挙区から5回、比例代表で1回立候補しています。今回も金権政治を批判し、北陸新幹線の延伸凍結や原発反対を訴えます。
　
ただ、気になる発言もー
山田和雄氏：
「野党共闘はやっていかないといけないと思う。もし真摯に話し合われれば自身が道を譲ることもあると思う」
　　
出馬表明の場ながら、野党共闘に向けた踏み込んだ発言をしました。今後の影響が注目されます。
　　　　　　　　　　
2025年の夏に予定される参院選・福井県選挙区で出馬を表明しているのは、自民党現職で公明党推薦、3期目の当選を目指す滝波宏文氏。さらに立憲民主党は「かずえちゃん」で知られるユーチューバーの藤原和士氏を擁立しています。
　　　　　
国民民主党は、現在候補者を絞り込んでいて、近く発表するとみられ、日本維新の会も候補者を模索しています。