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【参院選・福井選挙区】国民民主党が医師の山中俊祐氏(41)を擁立 岐阜出身で福井大学附属病院勤務
夏の参議院選挙に向けて、国民民主党県連は7日、福井選挙区の公認候補として医師の山中俊祐氏を擁立すると発表しました。参院選の福井選挙区で立候補を表明したのは5人目となります。
国民民主党県連は7日、県庁で会見を開き、夏の参院選・福井選挙区の公認候補として山中俊祐氏を擁立すると発表しました。
山中氏は岐阜県大垣市出身の41歳で、福井大学医学部を卒業し、現在は福井大学の附属病院で救急医として勤務しています。
2年前に党の候補者公募に応募した山中氏は、日本の経済成長の低さに危機感を持っているとして、経済を再生することで国のさまざまな問題を解決させたいと意気込みを語りました。
山中俊祐氏:
「次の30年、子どもが大人になった時に必ず日本が衰退し、子どもが海外に出稼ぎに行くような未来を予想・確信している。何とかして日本を好転させたい」
また、自身が6人の子どもの父親であることや、地域医療に携わる医師としての経験も踏まえ、県民の所得向上を強く訴えていくと力を込めました。
国民民主党が、国政選挙の県内選挙区に候補者を擁立するのは今回が初めてです。
参院選福井選挙区を巡っては、これまでに、自民党現職で農林水産副大臣の滝波宏文氏、立憲民主党新人で「かずえちゃん」の名称で活動しているユーチューバーの藤原和士氏、共産党の新人で党県委員会常任委員の山田和雄氏、参政党新人の千田崇裕氏も立候補を表明し、候補者が乱立しています。5人が立候補を表明している中、今後のポイントは「野党の候補者の一本化の調整」です。
国民民主と立憲民主の県連は、候補者擁立についてこれまで協議してきましたが、まとまらず双方が候補者を出す結果となりました。国民民主党と、すでに発表した立憲民主党の支持母体は同じ「連合福井」で、連合福井は候補者の一本化を望んでいます。
連合福井は8日、参院選福井選挙区についてのスタンスを説明するとしています。
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