2019年11月29日（金）放送

シリーズ福むすび写真部 福井市編(１)

県内をまわりながらその町のイイところを切り撮る企画。
今回の舞台は田原町駅から繁華街片町を通り福井駅前まで行くルート。まもなく放送が100回を迎えるということで、100枚撮るミッションをもうけました。

 

まず隊長が最初に向かったのは田原町駅から徒歩1分のところにある「ホットフーズ田原町店」。地元の方や学生から愛されて40年近くのお弁当屋。
ここの名物は唐揚げということで揚げたてをいただきました。
40年近く続けてきたのは、唐揚げの味を変えないこと。時代と共に弁当屋が増えてきたが、昔の学生などが福井に帰ってきて食べに来てくれることが嬉しいとのこと。
いつも通りのあたたかさで迎えてくれる素敵なご夫婦でした。

 

街中を歩いていると、紅葉が感じられる公園を発見。そこでカメラを持った女性に遭遇。
大阪から夫の転勤で越してきて13年。最初は2、3年で大阪に帰るつもりだったそうですが居心地が良くて住み続けているとのこと。ツイッターで知り合った方がカメラをやっていたことがきっかけで写真を撮り始めたそうです。
最近ではすっかり写真を撮ることにはまり、健康の為にいろんなところをまわっているとのこと。
カメラ初心者の隊長も教わりながら一緒に写真を撮りました。

 

歩き疲れた隊長は近くのカフェ「京町YY」へ。
昨年カフェとしてオープンしましたが、元々は100年以上続く「ロープ店」でした。
元々高校教師だった店主の清水さん。大学を卒業後、大阪で添乗員を務めた後、高校教師になるため福井に戻ってきました。そして4年前に両親を亡くし廃業していた実家のロープ店を改装しよみがえらせました。
店をオープンしたことで、学校で教師をしていた頃とは違う形で卒業生たちと話すことができたそうです。

 

 

清水さんの紹介で向かったのは、元教え子が営むみそ屋。ミラノでオペラをやっていたとのこと・・・その情報を確かめるべく向かったのは国嶋商店。
なんと来年で創業500年を迎えるという老舗中の老舗。永生17年に創業した国嶋商店は大きな醤油蔵をかかえる福井藩ご用達のしょうゆ屋でした。
19代目を継ぐ中林さんはミラノでオペラ歌手をやっていたそうです。
500年を迎えるという節目で歴史を途絶えさせてはいけないと、福井に戻ってきました。
500年というタイミングで何かビジネスをできないかと日々精進しているそうです。

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