第３２１回 西村知美の出会い旅 大野で見つけた元気な宝

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第３２１回西村知美の出会い旅　大野で見つけた元気な宝

今回の旅人はタレントの西村知美さん。
芸能界では「資格の女王」の異名で知られるほど多種多様な資格をお持ちの西村さんを、秋の大野市をめぐる旅へご案内。

最初に向かったのは、大野市街にある春日通り商店街。恋愛・友人・商売などのご縁に恵まれるという最近話題のパワースポット「良縁の樹」を訪ねました。
並び立つ杉の木とケヤキの木が成長し太くなった結果、根元の部分で一体化しているという珍しい木です。

旅の良縁を願った西村さんをお連れしたのは、神社のお隣の醤油屋さん。社長の野村さんから、春日通り商店街でお店の人と大野弁で会話すると認定証がもらえる「大野弁検定」を行なっているという情報を教えてもらい、資格・検定マニアの西村さんも早速大野弁を練習です。

大野弁でお店の人と話すべく西村さんが訪ねたのは、商店街のお菓子屋さん。

大野弁のあいさつを交わして見事認定証をゲットされました。

さらにただいま大野で売り出し中の新スイーツ「ショコラdeようかん」を試食。

大野名物のでっちようかんとチョコレートの絶妙のハーモニーに西村さんも感激されていました。

続いて、ご案内したのは、七間通りに店を構える「笑人堂」。大野の情報に詳しい店主の中川さんから、荒島岳にあるという風穴の情報と、おすすめの手作り豆腐のお店を教えてもらいました。
まずは荒島岳の風穴へと行ってみることに。

山肌に石垣が組まれ、その一角を小屋で覆い、その中に醤油や日本酒、ワイン、酢など大野の醸造品が貯蔵されていました。年間を通して０℃～１０℃ほどの冷たい空気が石垣の隙間から噴き出しており、それを利用した「風穴貯蔵」ブランドの商品開発の実験中だそうです。

次に、風穴に貯蔵されていたお醤油を持って手作り豆腐のお店へ。店主の帰山さんは、もともと専業農家でしたが自分たちで栽培している青大豆を使って何かを作ろうと一念発起、女手一つでお店を立ち上げました。青大豆は一般的な黄大豆よりも加工が難しいため、帰山さんも試行錯誤を繰り返したという手作り豆腐と厚揚げを食べさせていただきました。大豆の甘みと香ばしさが口の中に広がるその味は、西村さんにとっても衝撃的だったようです。大野市をめぐる旅で、たくさんのおいしいものと元気な人に出会いパワーを分けてもらう旅となりました。