福井テレビ

今回の旅人は福井市出身の俳優、小木茂光さん。

最近、パワースポットやスピリチュアルスポットにはまっているという小木さんがやって来たのは、越前和紙の里、越前市今立地区です。

最初に、パワーをもらいたいとやって来たのは、大滝神社・岡太神社。

この地に紙漉きの技術を伝えたとされる川上御前を紙の神様として祀っている全国唯一の神社。ご神体は、山の頂上にある「奥の院」と呼ばれる本殿に安置されているとのことで、急きょ、山を登ることに。30分かけたたどり着いた奥の院。しかし雪囲いがしてあり、本殿の様子を見ることが出来ませんでした。

奥の院から戻った小木さんを出迎えてくれたのは、近くで製紙会社を営む石川さん。

近くで小学生と一緒に、越前和紙の原料となる楮を育てていると伺い、畑へ案内してもらいました。楮を見せていただいた後、越前和紙を使った商品を開発している女性たちたがいると聞きそちらに向かうことに。

やって来たのは、紙漉き体験などができるパピルス館。

越前和紙を使った商品を開発している「越前女紙倶楽部」という女性グループに出会いました。越前和紙を使った女性の発想豊かな商品に、小木さんも感心。

自分たちの背中を若い人たちに見てほしいと活動を続ける皆さんに元気をもらいました。

最後にやって来たのは、やなせ和紙。

ご主人の柳瀬晴夫さんは、越前和紙の世界文化遺産追加登録を目指し、保存会を結成して様々な取り組みをしていました。

その柳瀬さんの工房では、息子の翔さんをはじめ、若い人たちが伝統産業を支えている姿に、感心しました。

最後には、ふすま紙の紙漉き体験もさせてもらい、初めて来た今立地区で、出会った人たちから感動と多くのパワーをもらった小木さんでした。