番組紹介

おかえりなさ〜い

おかえりホームドクター

花粉症対策

今日のドクター

日本耳鼻咽喉科学会福井県地方部会
大澤陽子先生

病気説明

花粉症とは、花粉が原因によって起こるアレルギー症状です。鼻の症状では鼻水や、くしゃみ、鼻づまり、眼の症状ではかゆみや、涙、目の充血があり、皮膚症状や喘息のような症状が出る場合もあります。働いている方のおよそ5割は花粉症を持っていると言われており、日本では杉花粉による花粉症の方が大半を占めています。福井では雪が溶けて暖かくなる2月の終わり頃から、スギ花粉が飛び始めますので、花粉対策をするようにしてください。

意外と知らない?対処法
雨の日でも花粉に注意しましょう
雨の日には花粉が飛ばないと思われている方もいると思いますが、雨が降っても花粉は飛びますので、花粉に注意するようにしてください。花粉の対策は、花粉が体に入らないように、マスクやメガネの着用。花粉が体につきにくいように、つるつるした素材の衣類を着用。花粉を家に持ち込まないように、洗濯物は外に干さない、外出時の上着は部屋に持ち込まないようにしてください。雨の日は確かに花粉の量は減りますが、雨の日でも油断はせず、花粉対策を心がけると良いでしょう。
花粉症のお薬は早めに飲みましょう
毎年、花粉症の症状に悩まされている方も多いと思いますが、花粉症のお薬は、症状が出始める頃に服用する方が結果的に症状は軽くてすみ、結果的に薬の量も減ることに繋がります。花粉症の治療は、鼻の症状なら、鼻づまり、鼻水、またはその両方と、その人の症状に合わせて複数の薬を組み合わせます。市販薬では、症状に合わないこともありますので、花粉症にお困りの方は、耳鼻科医に相談をすると良いでしょう。
まとめ
花粉症はお話しましたように、症状が出始めた軽いうちに治療を開始する事も大事ですし、なによりも予防が大事です。花粉を体に入れなければ症状がでないので、マスクやメガネの着用など、普段から出来る対策を心がけると良いでしょう。
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