番組紹介

おかえりなさ〜い

おかえりホームドクター

腰痛を予防しよう!

今日のドクター

福井県整形外科医会
上田康博先生

病気説明

腰痛とは腰の痛みのことですが、腰痛患者数は多く、国民生活基礎調査によると、日本人で腰痛を訴える方は、男性で1位、女性で2位を占めるほどのものです。腫瘍や感染・骨折など原因がわかるものもありますが、およそ85%の方が原因の分からない腰痛になっています。

意外と知らない?対処法
ストレスは腰痛につながります
腰痛とストレスというのは関係が無いと思われる方も多いと思いますが、実はストレスが腰痛に影響を与えることが指摘されておりますので、腰痛を予防するためにも、適度なストレス解消をすると良いでしょう。特に仕事に対する満足度や人間関係、仕事の多さといった精神的なストレスが腰痛の発症や、発症後の状態にも影響すると言われていますので、こういったストレスが無いような環境作りも腰痛の予防になると言えます。痛み止めを服用していたけれど、うつ病の薬を飲んだら腰痛が改善した。という事もありますので、腰痛にお悩みの方は医師に相談すると良いでしょう。
イスは深く腰をかけるようにしましょう
デスクワークやパソコン作業を前かがみの姿勢で行うと、腰痛を悪化させることになるので、イスに腰掛けるときには深く腰掛け、前かがみにならないように、イスの背もたれに触れるようにすると良いでしょう。脊椎というのはまっすぐでは無く、首や胸、腰の部分でそれぞれ後ろや前にS字形に湾曲しています。イスに深く腰掛け背筋を伸ばし脊椎が自然なカーブを維持することで腰に負担がかかりにくくなります。逆に浅く腰掛け、前かがみになると腰に負担もかかってしまいますので、正しい姿勢を心がけ、一時間に一回は休憩し、体操やストレッチなどすると良いでしょう。
まとめ
現在、腰痛は安静にしているよりも、出来る範囲で動いた方が良いとされていますし、腰痛予防にはストレッチや適度な運動も心がけ、腰を大事にすると良いでしょう。
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