番組紹介

おかえりなさ〜い

おかえりホームドクター

アレルギー症状から肺炎に?「過敏性肺炎について」

今日のドクター

日本呼吸器学会認定呼吸器専門医
藤田佳嗣先生

病気説明

過敏性肺炎とは、カビやばい菌などを長期間吸い込み肺が過剰に反応することで起こる、アレルギー性の肺炎のことです。
鳥の糞や、牧草に増殖するカビが原因で起こるものもあり、日本では、夏型過敏性肺炎という、夏のジメジメした環境から起こる肺炎が多くなっています。
症状は通常の肺炎と似ていますが、原因となる、カビやばい菌などの抗原から離れると、症状が改善するといった特徴があり、基本的に誰でも発症する可能性のある病気なので、家を清潔に保ちアレルギーを起こさないように注意してください。

意外と知らない?対処法
タバコを吸う人はなりにくい傾向にあります
喫煙はいろいろな肺疾患の発症に影響を与えますが、急性過敏性肺炎はタバコを吸う人の発症率は低いという報告があります。
ただし、一度発症すると、喫煙の影響で過敏性肺炎が慢性化しやすいと言われていますし、慢性化すると治療もままならなくなってしまいますので、決して喫煙が良いということではありません。喫煙によって他の病気になるリスクが増えてしまいますので、喫煙をしている方は、禁煙をするようにしてください。
抗生物質で治すことは出来ません
通常の細菌性の肺炎であれば、抗生物質の投与で治すことが出来ますが、カビやばい菌が原因で起こる過敏性肺炎は抗生物質で治すことは出来ません。
治療にはステロイドを使うことになりますが、カビやばい菌などの抗原を回避しないと、治療をしても再発を繰り返すことになってしまいます。
過敏性肺炎が慢性化すると、治療が難しくなってしまいますし、抗原回避が困難な場合、リフォームや転居といった事が必要になってしまいますので、カビやばい菌が繁殖しないよう、日頃から清潔に保つよう心がけてください。
まとめ
アレルギー反応で起こる過敏性肺炎は、普通の肺炎と症状が似ている事もあり、見逃されやすいですが、カビが多い時期になると、症状が出るといった自覚症状がある場合には、過敏性肺炎を疑い、詳しい検査を受けると良いでしょう。
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